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第16回 「ビジョントレーニング」

今回は「ビジョントレーニング」についてお話ししたいと思います。
簡単にいうと

「眼のチカラ」

スポーツにおいて「眼」というのはとても大切な道具になります。
科学的なトレーニングが進み、筋力トレーニングをやる子どもは増えていますが
「眼」に関してはまだまだ日本は遅れています。
また、スマホやパソコンなどを見る時間が増え眼球を動かす眼筋が弱り
眼のチカラ」が弱くもなってきています。

眼筋を鍛える事で
・目標物を正確に捉えることができる
・眼からの情報を脳が処理し、身体を動かす運動機能を向上させる
・競技パフォーマンスのアップ
・発育発達期の子どもの視覚機能アップ
・集中力アップ

など、様々な効果が期待できます。

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眼も見る対象物も静止している場合の視力を「静止視力」と呼びます。一般的に
”視力”と呼んでいる視覚能力のことです。 静止視力は、焦点(フォーカス)のことで、眼球内部を中心とする焦点システムに左右されるので、悪くなるとメガネやコンタクトレンズを、最近ではレーシック手術を受けるなどして、いわゆる”矯正”する必要があります。多くのスポーツ種目では、視力1.21.5の視力(矯正視力)を確保するのが望ましいとされています。

これに対して眼球の動きに左右されるのが、動体視力などのスポーツビジョンです。眼球の動きをつかさどるのは、左右の眼球それぞれに6本ずつある眼筋です。筋肉なのでビジョントレーニングで鍛えることができます。
※視力が良くても、スポーツビジョン・パフォーマンスがいいとは限りません

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スポーツビジョンの種類は主に8種類と言われています。
普段「眼」で見るというのは、他人と同じように見えていると思われがちです。
しかし、「眼」の能力は個人差が大きく優劣もはっきりします。
※どれくらい差がつくかは次回以降で動画アップします

■成長期の時こそビジョントレーニング

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