コアラ
一首和歌を選んでその和歌を兼題として一句即興で詠む、という取り組みを続けております。 習慣的に続けるために一日5分ほどでやっております。 俳句歴の浅さと正確性の欠如は甘めに見てやってください。
言わなくてもいいことを、考える前に話してしまう。決して本心でないということはない。けれど、どこかで自分らしくないことには気付いている。そしてそれを表現することで、何かしらの損を自分が被っている。だけどどうしてもやめられない…。 そんな経験はありますか。私はあります。 多分これは、元々しゃべるのが苦手な人間が、訓練して後天的にある程度まともにしゃべれるようになってきたときに起きる現象のように思います。ついつい、自分をよりよく相手に理解してほしいと思うあまり、墓穴を掘っている
鎌鼬引き裂かれたる遠き記憶
冬帝の息吹を浴びて山林
かすむ目の捉える浪の花いくつ
天高く冬の雲居へホームラン
ほのかなる茜差したる冬の雲
からからの草生い茂る冬の川
暖をとる人の輪の中焚火かな
悴みて白き造花を飾りけり
見えずとも息づく強き冬木の芽
照らされて輝く湖や冬の月
わい、笑いのセンスで10年はやっていける気がする
初霜を照らす朝陽のシャワーかな
ひっそりと山里にふる冬の朝
魂に日桶の熱の届きをり
悲しみに揺るる枯葉の黙続く