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どのようにして海外旅豆本を作っているのか(1)どこに旅行に行くのか

ハンドメイド作家のPlava Stabloこと、青木弘之です。

2020年2月1日に、東京・田原町にある書店「Readin’ Writin’ BOOK STORE」さんで、海外旅豆本に関するトークイベントをやらせていただきました。

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当日は20名近くの方々がお越しくださり、名もなき一個人の私の拙い自己満足話に耳を傾けてくださいました。ありがたいことです。

4・5月と、私は海外旅行の予定が入っていたのですが、このご時世ですべてキャンセルとなり、自宅で作業しているか、寝ているかの毎日となったこともあり、この機会に、何回かに分けて、トークイベントでお話しした内容をまとめたいと思っております。

まず、わたしの自己紹介については、以下の記事にまとめてあります。

また、海外旅豆本を作るきっかけについては、以下の記事にまとめてあります。

今回は、海外旅豆本をつくるにあたり、どう旅行にいくのか、旅行先やスケジュールの決め方をまとめたいと思います。

旅行先の決め方

まず、2020年4月現在で、私が旅行したことのある国・地域をまとめたのが下の地図になります。

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ご覧の通り、アジアとヨーロッパ、北米については、かなりの国・地域を訪問していますが、中東とアフリカはほとんど行っていません。

旅行先を決めるのも、まずは「今まで行ったことのないところ」が候補にあがります。ただし、重要なのが、「個人旅行ができること」です。

私自身、団体行動が苦手ということもありますし、海外旅豆本を作るうえで、写真を撮ったり、現地の布を探したりするので、自由行動がとれないと都合が悪いということもあります。

次に候補にあがるのが、「行ったことはあるが、手元に豆本の材料が揃ってなくて、海外旅豆本が仕立てられないところ」があります。実は、このようなところが結構多いのです。

海外旅豆本を作るうえで必要なのが、旅先で撮影したデジタル写真と、現地で購入した現地製の布地なのですが、デジタルカメラは2008年秋のモロッコ・スペイン旅行から使用し始め、現地の布地に至っては、手製本を習い始めた後の、2012年末~2013年初頭のインド旅行から購入し始めました。

そのため、素材不足で海外旅豆本が仕立てられない国・地域が結構あります。デジタルカメラを購入してからしばらくは、写真撮影自体あまり興味がなかったので、そもそも旅先の写真があまりに少ない…なんてところも多いです。

リピーターで訪れる国もあって、韓国とタイは特に多く訪問しています。ソウルやバンコクは、私にとっては、日本の大阪よりもよっぽど身近な街だと感じています。大阪の通りの名前はさっぱり分かりませんが、ソウルやバンコクの通りの名前は大体想像がつきます。

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韓国については、デジカメ写真と現地の布地が手元にあるので、旅豆本を作ることが可能なのですが、まだ作成に着手していません。タイも、バンコクで布地は購入していますが、肝心のデジカメ写真が少なく、これもまた豆本作成までには至っていません。

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東南アジアでも、インドシナ半島の国々は全て訪れてはいるのですが、旅豆本に仕立てているのは、マレーシア・シンガポール・ミャンマーしかないので、タイ・ベトナム・カンボジア・ラオスは再訪したいと思っています。

スケジュールの決め方

私の場合、完全にスケジュールがフリー状態のため、行きたいときに行きたい場所に行くということで、まずは「安い航空券を探す」ことから始めます。暇があれば、sky scannerなどの比較サイトに旅先や日程を入力して検索しては、安い航空券を探しています。

https://www.skyscanner.jp/

そのため、社会人時代と異なり、絶対にGW・お盆・年末年始の時期には旅行しません。

また、できるだけ一回の旅行で複数の国をまわれるように、2~3週間の旅行期間で航空券を購入し、スケジュールを組み立てます。その際、できるだけ一つの国で、複数の街を訪れるように心がけています。これは、自分自身がいろんな街を歩いてみたいのと、旅豆本にまとめる上で、一国一都市だけだと、見てくださるお客様も物足りないかなあ…という心配からです。

※諸般の事情で、一国一都市だけの海外旅豆本もあるのですが…

Excelで表を作って、何月何日には、どの国のどの街に宿泊し、都市間の移動についても、バスや鉄道など、きっちりと決めてしまいます。現地であたふたするのが嫌なので、宿泊場所や移動のチケットは出来るだけ出発前に日本で予約しておきます。早めに予約すると、特にバスや鉄道などは、運賃が割引になることが多いこともあります。

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宿泊の際は、出来るだけ連泊するように心がけています。これは、宿泊した街を拠点として、日帰りで別の街に訪れてみる、ということが出来るからです。特に、東欧・中欧などは、国自体が小さく、交通機関も発達しているので、日帰りでも十分街歩きが楽しめます。

例えば、チェコに行ったときは、プラハで連泊して、日帰りで東部モラヴィア地方のオロモウツという街に行ってきました。

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毎日、どの街に滞在するかは、事前にきっちり決めますが、一日ごとのスケジュールは、かなり行き当たりばったりです。

私の場合、何はともあれ、まずは現地製の布の購入に注力します。旅先の写真は、街を歩いていれば自然と撮りたいものが出てきて、数がたまってくるのでなんとかなります。布探しは苦労することが多いのですが、これについては次回以降にお話ししたいと思います。

「旅から生まれた豆本」販売中です。昨今の情勢により、イベント出店予定がことごとく中止になっておりますので、以下のハンドメイド通販サイトをご利用いただけると幸いです。







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