「世界ふれあい街歩き」を見て、行ってみたくなったセネガル
ハンドメイド作家のPlava Stabloこと青木弘之です。
私の好きなテレビ番組の一つに、NHKBSプレミアムで毎週火曜日の午後8時から放送されている「世界ふれあい街歩き」があります。
https://www4.nhk.or.jp/sekaimachi/
文字通り、歩き目線で世界の街を紹介するという番組なのですが、昔は行ったことのない国の街並みを興味深く見ていたのに、逆に今は行ったことのある街が結構登場していたりして、「ここは歩いたことあるよ~」という感じで見たりすることも多くなりました。
この番組を見て、行ったみたくなって実際に行ってみた国の一つに、セネガルがあります。
アフリカ大陸の最西端にあるセネガルは、以前はフランスの植民地だったところで、「世界ふれあい街歩き」で紹介されていたのは、そのフランス植民地時代の建物が多く残る北部の街サン・ルイでした。
http://www6.nhk.or.jp/sekaimachi/archives/arukikata.html?fid=090205
当時会社勤めだった私は、以前からアフリカ、特にサハラ砂漠以南のサブサハラと呼ばれる地域に興味があって、機会があったら行ってみたいなあ…と思っていたのですが、ちょうど番組を見て街並みに興味を持ったのと、セネガルだったらビザ(アフリカはビザが必要な国が多く、料金も異常に高い)もイエローカード(黄熱病の予防接種証明書で、西アフリカでは、これがないと入国できない国が多い)も不要というのが決定打となり、2011年9月に出かけることにしました。
セネガルの首都ダカールまでは、エミレーツ航空でドバイを経由して行きました。往復エコノミークラスのチケットだったのに、何故か、ドバイとダカールの間はビジネスクラスにアップグレードされていて、快適な空の旅になりました。
ダカールの空港からは、タクシー代をケチって、普通の乗り合いバスで街の中心部に入ったのですが、周りはみんな黒人(当たり前)で、バスのチケットも完全ガードで売られていて、ちょっと緊張しました…
ダカールからサン・ルイまでは、「セット・プラス」という乗り合いタクシーで行ったのですが(「セット」とは、フランス語で7の意味で、つまり7人乗りということ)、今まで普通のバスしか乗ったことのない私にとって、これもまた初めての乗り物で、とても緊張しました…
サン・ルイの街は、まさに番組で見た街並みで、実際に歩いてみて、はるばる日本から、よくここまでたどり着いたなあ…と感慨もひとしおでした。
首都ダカールでも、昔奴隷が送り出されたという、世界遺産になっているゴレ島や、
湖面がピンク色に見えるという湖ラック・ローズにも行ってきました(行った日にはピンク色ではありませんでしたけど)。
セネガルは料理がおいしいことでも知られ、魚の炊き込みご飯のチェブジェンや、ピーナッツペーストのカレーみたいなマフェなど、どれも私の口に合って、とてもおいしかったです。
セネガルはピーナッツ栽培が盛んで、ピーナッツオイルが一般的に使われ、路上でもピーナッツを煎って売っている人を見かけました。
セネガルでは、地元のアーティストのお店にも行ったりしました。街中でもギャラリーがあったりして、アート活動は盛んなように見えました。
西アフリカの中でもセネガルは、特に政情が安定していて、比較的治安もいいので、自由に写真を撮っていましたが、特に何の問題もなかったです。ただし、アジア人の旅行者は皆無でしたけど…
セネガルでは写真はたくさん撮っているのですが、残念ながら、現地の布は購入していませんでした。でも、何とかして豆本化したいので、いろいろと頭をひねっているところです。布を購入するために、またセネガルに行くべきなのか…
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