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バス路線紹介  2.渋12系統

ご覧の皆様


こんばんは。greedy platypusです、
先週に引き続き、バスの話をします。前回に引き続き、渋谷を発着する路線です。

前回の記事はこちら⤵

東急バス 渋12系統

第2回は、
東急バスの渋12系統をご紹介します。

渋12系統は、渋谷駅から三軒茶屋・駒沢大学駅を通り、国道246号線を真っ直ぐ進み、二子玉川駅・高津営業所までの路線です。

大半の区間は東京都内であるものの、神奈川県にある営業所のバスを使うため、下記の画像のように川崎ナンバーの車が使用されます。

渋谷駅にて撮影



と言いましたが…
今回紹介する路線は、現在は本数が非常に少なくなっております。

現在運行されているのは、土曜ダイヤの
二子玉川駅2040→渋谷駅2120
渋谷駅2130→高津営業所2208

週1度、上記2本のみ運行の路線なのです。


これには、理由があります。
実は渋12系統、2022年3月31日までは、毎日そこそこの本数(毎時2~3本程度)が運行されていました。
全区間にわたって東急田園都市線と並行するため、当該路線のダイヤが乱された際、振替の役割も果たしていました。
しかし、日中は国道246号線の混雑により遅延が発生することも多く、渋谷駅~駒沢大学駅付近までは、東急バスの他系統とも並行していたため、
2022年4月1日から上記の土曜日夜の便を除いて、駒沢大学駅前~二子玉川駅(玉12系統)に変更されました。(この理由としては、運行本数の見直し・246号線の混雑などが挙げられると推測しました。)

この際導入されたのが、ICカード乗継割引です。

乗継割引によって変わったこと

東急バスのニュースリリース

上記画像のように、駒沢大学駅前で特定の系統に90分以内に乗り継ぐ場合は、2回目の運賃は取られない仕組みになりました。

これにより、
従来は渋谷駅⇔二子玉川駅(高津営業所) しか220円で行けませんでしたが、
二子玉川駅⇔田園調布駅・等々力・梅ヶ丘駅  にも220円で行けるようになりました。

一本で行ける機会は大幅に減ってしまいましたが、220円で行ける範囲が増えた点は、喜ばしい点なのかなと感じた次第です。

ただ、こちらも全区間乗った時の満足度はかなり高いです。
国道をずっと走るだけですが、対向車の車のナンバーや乗降客の推移は、見ていて飽きることがありません。
国道で整備された道を通り、揺れもそこまで大きくないため、バスの揺れで寝るのもいいかもしれませんね、

今日は、この辺にしようと思います。
以下に、路線の概要・見どころをまとめましたので、そちらも是非ご覧ください!
それでは、また明日…


渋12系統の概要

運行会社:東急バス
運行本数:土曜日夜に1往復のみ
全線走破の所要時間:二子玉川発は40分(早着の可能性あり)・渋谷発は38分(遅延の可能性あり)
運賃:均一220円

個人的な見どころ3点
1.国道246号線の交通量
→土曜日の夜でも交通量は非常に多いです。車のナンバー・大型車の台数など、走っている車を見ているだけでも、夢中になってしまいます。

2.東京都神奈川県を跨ぐ路線(渋谷発のみ)
渋谷発の場合、高津営業所生きとなるため、神奈川県にまで足を伸ばす路線になります。実は、渋谷駅から神奈川県まで路線バス一本で行けるのは、この路線だけです…
東京都と神奈川県の境である二子橋は、大変交通量が多く慢性的に渋滞しています。(高津営業所までとなると、大幅に時間がかかることも…)

3.渋谷駅の乗り場
土曜日1本だけ、ということもあり、この路線は渋谷駅西口発とはなりますが、バスターミナル外から発車となります。(41番乗り場)
初見では、絶対に気づけない場所です…(渋谷駅からだと、そこそこ歩くことになります)
これも、土曜日ダイヤのみ運行されていることを表す、存在の薄さかもしれませんね。






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