「ない上巻」2022年1月31日
こんばんは。
・1月が終わるらしい。
…別に何とも思わないな。カレンダーを捲らないといけないくらいか?月の変わり目なんて他に思うことなどない。Twitterで「もう2月か…」みたいな時の流れ早いよね勢が、己の中の時計と現実世界の時計との誤差を調整するのが月末である。
・そういや今日、日テレで映画「パプリカ」が放映されるらしいという情報を仕入れ、ワクワクしながら全裸待機していたんだけど、よく見たら「関東ローカル限定」と書かれていた。
・何でですか?なんなら地上波で流してくれても良いのよ?普段さんま御殿とか放映している時間帯にパプリカを流してくれても良いのよ?
と、駄々を捏ねているが、この映画をゴールデンタイムに放映することがどれだけ危険な所為であるかは重々承知である。普段本を読まない人にオススメを聞かれてバロウズ「裸のランチ」を薦めるくらいに辞めておいたほうがいい。
もっと言うと、気分が優れていない人に「おやすみプンプン」を読ませるくらいにやってはならないことだし、気になってる異性に「ミスミソウ」を薦めるくらいに冒険的なことであろう。
・Anotherの話。
Anotherを久々に読みたくなっている。確か前回読んだのは中学生の頃だったか、当時はまだ子ども感丸出しで、Minecraftをやってキャッキャ言っていた頃だと思う。
そんな多感でセンチメンタルなお年頃にAnotherなんて読んだわけだから、今の私がなぜこんなにもグロ耐性があるのかという問いにも合点がいく。いわゆる鬱展開が好きなのも、幼い頃からこういうジャンルの本を嗜んでいたのが起因するのかもしれない。
さて。そんな何年も前に読了した本が我が家に残っているのかと思われるかもしれないが、私は殆どの小説は保管してある。(漫画はだいぶ直した)そのため、埃被った段ボールを開けるとちゃんとAnotherもあったのだ。
しかし、ここで問題が生じる。
何故か「下巻」しかないのだ。おかしい。念のため隈なく部屋を探したが、御目当ての上巻を見つけることは叶わなかった。
こういうことがよくあるのだ。
2個で1個の役割を果たすものの片割れが無くなるというのはあるあるで、手袋、靴下、AirPods、etc…。と2つないと存在価値がほぼほぼ無くなるものに限って遺失物となってしまう。
・誰かが「上巻」だけを攫っているのか?
そういや、我が家にある上下巻の小説は、結構揃い率が疎である。ドストエフスキーの白痴、悪霊にヘミングウェイの誰がために鐘は鳴るなど、何でか知らないが上巻がないのだ。
そして、上巻がないというのは致命的である。
なぜなら、読み始められないからだ。下巻がないのであれば、まだ耐えられるのだけども、上巻がなければどうしようもない。
よって上記の小説たちもまだ手付かずである。
はやく読み進めたいので我の上巻を持っている方、返却してください。
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