見出し画像

台北旅行Vol.18 茶芸館「紫藤盧(ツートンルー)」 Wistaria Tea Houseの畳で生き返る


茶茶芸館「紫藤盧」は畳の席の予約ができる

台湾旅行三日目。お買い物をモリモリしたあとなので、ちょっとゆっくりしたい。前回台湾へ行った時も「茶芸館」はすこし高級で、時間を忘れる良い薬になったことを踏まえ、今回もいくことに。
九份の茶芸館もいいなー、あそこも、ここも。
でも今回伺ったのは紫藤盧という、すこし離れた場所にある茶芸館。
ポイントは「畳の部屋を予約できるところ」と「1970 年代と 1980 年代の民主化運動の活動拠点として有名。茶室があり美術品が展示されている」ところ。
日本に住んでいるとよくわからないけど「民主化」のために戦い、活動をした人たちが、アジア周辺には多い。戦って得たものだから韓国も台湾も「民主的である」ことを重要視しているのかもなあと思ったり。

紫藤廬(しとうろ)は、台湾台北市大安区にある歴史的建造物である[1]日本統治時代に建てられた、2階建ての日本式木造家屋である。建物の名前は、前庭にある3本のの木に因む。

wiki
大通りから少し入った路地に紫藤盧はある
緑が侵食していってるような建物

紫藤盧をメールのやり取りで予約した

公式サイト(日本語表記もあるので簡単)から

  • 訪問日時

  • 人数

  • 畳の部屋希望

とメールした。(一応英語で)割とすぐに返事が来て

  • 最低注文金額

  • 食事はやってない

  • 畳の部屋は閉店が早い

などの注意書きがきて、予約完了。
その後台湾地震があって、、大丈夫だったかをメールすると「台北は全然大丈夫です」とのこと。よかった。

UberTAXIを初めて使い、ホテルから紫藤盧へ

タクシーの話はまたのちほど。
受付はわりと客の出入りがあって忙しそう。
「予約してたんですが〜」というと名前を聞かれ、ちょっとまたされる。

ソファ席をぬけて、通されたのが畳の間。おばあちゃんちって感じのひろい畳の部屋。1人で本を読んでいるひと、ひそひそカップル。西洋人ひとり。
静かな時間。

多くの茶芸感がそうだとおもうけど、最初にお茶の紹介と入れ方などを教えてもらう。聞いてる時はわかるのに、いざ入れようとしたら「あれ?30秒だっけ?」ってな感じになる。
ま、それもいいでしょう。

大きなポット

海外旅行に「畳時間」はとてもありがたい

お湯が沸くまで、お茶が入るまで、畳に座ってほっとする。
楽しいことばかりでハイになっていても、やっぱり言葉もわからないし、体には緊張が残ってる。そんな時に畳に座るとなんか、エネルギーチャージされていく。それも食事じゃなくて「お茶」ってところも大きい。
ゆっくりと呼吸しながらお茶を飲む。
ふう〜〜。

隣は何をする人ぞ
ひとりひとりが静かな時間を過ごしてる

民主化運動の香りを、資料から知る

内容は読めないけど、漢字からなんとなくの意味を知る。
社会を変えるには、ペンの力。
そしてある集合体と、憩い、議論する場所が必要なんだなぁ。

90分くらいの滞在があっというまな感じ。
買い物でエネルギー放出して、お茶で充填。
ただしい台湾旅行(笑)

店を出ると雨。
それもまたよし。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?