見出し画像

「自分のこと」〜教員2年目編〜

こんにちは!しゅーとです!
1年目では,3年生の担任をしなんとか1年を終えました…
本当に色々あり,社会人とは,人とは,命とは,大人とは,子どもとは,高校とは,教員とは,
たくさんの「とは」と「なんで?」を繰り返しなんとか前に進んでいった感じでした。(この思考に関しては今も変わっていませんが,大学生の頃とは比にならないくらい考えた気がします。)
そんな1年を終えて,2年目は1年生の担任になりました。1年生の担任というのに加えてユニットリーダーという役職がつきました。
そんな教員2年目について記していきたいと思います!

1,何を持ってリーダーなのか

 「ユニットリーダー」の「ユニット」とは,教員の4,5人くらいのチームのことです。そのリーダーしてました。なので,全日制で言う,学年主任みたいな感じ?とよく大学の友人たちからは言われてましたが,学年主任のような権限等はなく,「チームをまとめる人」という役職でした。
 ただ,そのリーダーという肩書きに本当に悩まされたのを覚えています。リーダーという肩書きはあれど,やっていることはユニットメンバーと変わらない。それなのに,役職手当がついてくる。何がリーダーなのかよくわかりませんでした。その「わからない」ということが,どんどん自分を焦らせていたように思います。その焦りは,ユニットメンバーにも伝染していたかも知れません。年度前半はマイナス面でしか影響力がなかったように思います…

2,数値を「追う」

 教員ではありますが,ちゃんと「数値化された目標」があります。
・ちゃんと月毎に全生徒にアクションはできているのか?
・生徒のレポートは順調に進んでいるか?
・レポートの進捗が伸び悩んでいる生徒は何か悩んだりしていないか?教員からアプローチはかけれているか?
例えばこのようなものを教員全員が目で見える形で,記録として残していきます。
ただ,その目で見える形はとは,最もわかりやすい「数値」というものです。
(もちろん記録方法が数値というわけではありません。考察するときに見るために数値に直すことが多いということです。)


 この「数値」というのは,人々の目をくらませたり踊らせたりすることがあるよねと本当にいつも思います。
特に当時の焦っている自分は,まさに踊らさせられていました。
「数値」に関しては,別noteでまとめたいなぁと思うのですが,「数値は追うことが目的になってはいけない。数値から何を見るか」という当時の上長の言葉は,今でも大事にしています。

3,そもそもなぜ1年生担当だったのか

 教員1年目,3年生担任としてだいぶ責務は全うできたように思っています。(もちろん100%というわけではなかったです。だいぶ心残りなことも多くありました。)
 それでも人事面談で伝えられたのは,1年生担当でした。ここに関して当時,「なぜ?」とは全く思いませんでした。というのも,当時数ヶ月かけて1つのプロジェクトを任されていて,そこを最大限やりきるためには1年担任がベストだったからです。そのプロジェクトというのは「ホームルームの年間指導計画の設計」。ホームルームはオンライン上のテキストで行うのですが,当時は,クラスの担任ごとに「自由」に行うものでした。それはとてもよく作用することもあれば,生徒からすると「もっと学べる時間にもできたかもしれない」という良し悪しがある状態でした。単位制の高校で,ホームルームは単位習得には関係のないものでしたが,学校教育で行うなら学べるものでありたいと思い,上長に相談しながらホームルームの年間指導計画の設計は学年・月毎のホームルームの指導案を作成していました。(今思えば,時間かかりすぎでしたね。また,当時はプロジェクトなんていうたいそれた名前のものはなかったのですが,今思うとあれはプロジェクトだと思ったのでそう表記しています。笑)
 さて,実際にその「ホームルームの年間指導計画の設計」は意味のあるものになってのかという結果は,「NO」です。これは生徒からのアンケートの結果を数値化し明らかになりました。ただ,特にへこむことはなかったです。なぜなら,
・参加して暮れていた生徒には良い影響を与えられていた。
・オンラインのテキスト上でのコミュニケーションだけでは「参加する」という最初のハードルを超えづらい
つまり,そもそもの実施形態自体に,問題があるということがわかったからです。
また,その年からホームルームのような「単位に関係ない学び」についてもどんどんアップデートされていくようになりました。その1つのきっかけになれたのではないかと思っています。

4,終わりに…

さて,今回の記事はここで終了です!
次回は教員3年目について記していきたいと思うのですが,3年目は拠点が大きく変わります!職場環境,同僚,いろんなものが変化した3年目!
お楽しみに!

ぼちぼちの更新ですが,ぜひ読んでやってくください。知ってやってください。
引き続きよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?