缶詰の読み取りに失敗しました。 (展開図_06)
缶詰の読み取りに失敗しました。
撮影した写真をphotoshopで加工するみたいに。
常識的なモノを写真に納めて、介入して、もう一度現実世界に戻したら、超常識的な現実が見えてこないかな という、ナンセンスの練習。
最近、缶詰のペーパークラフトばっかり作っていたのですが、缶詰の側面部分はスキャナの上を缶詰をごろごろと転がして読み取っています。
走査の速さに合わせて転がしていくと、画像が横にのびたり、歪んだり、すぐに「びよーん」となってしまうので。むしろ、それをそのまま3次元に戻せないかな、という妄想。
■ 歪み。
■ 横引き延ばし。
■ 縦引き延ばし。
縦に伸ばしすぎると、顔がこわいですね…
絵を引き延ばしたりしていたら、2016年に横浜美術館で開催された「複製技術と美術家たち」展での複写機を使った作品群の、写真を撮るのとはまた違う、1枚のプリントの中に走査の時間を閉じ込めるようで、写真とは違った面白さを感じたのを思い出しました。今はデジタルで何度も試してみることができるの、助かるな…
(↓当時書いたブログ。改めて読んだら 当時感じたことがしっかり残っていて、書き残しておいて良かったなぁと。)
展開図です。
1. 本来の形状
A4プリントで実物大のサイズです。
2. 横引き延ばし
A4プリントで実物の70%サイズです。
3. 縦引き延ばし
A4プリントで実物の70%サイズです。
4. 歪み
A4プリントで実物の70%サイズです。
それにしても、最近缶詰の消費量が増えました… 缶詰、面白いな…
※ これまでにつくったものは、こちらのマガジンにまとめています。
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