缶詰の乱雑さが増大しました。 (展開図08)
缶詰の乱雑さが増大しました。
撮影した写真をphotoshopで加工するみたいに。
常識的なモノを写真に納めて、介入して、もう一度現実世界に戻したら、超常識的な現実が見えてこないかな という、ナンセンスの練習。
先週と先々週は、スキャンに失敗してびよーんとなった感じを3次元化してみたいなと思ったのですが、今週は出力側で。プリントしてみたら 画像が粗くなっちゃったりCMYKがズレちゃったりして あー!しまったー!!ってなる感じを3Dにしてみたくなりました。
通常の缶詰
画像が粗くなった缶詰
CMYKがズレた缶詰
画像が粗くなった上にCMYKもズレた缶詰
粗くしたり、色をずらしたりすると、立体なのになんだか平面的に見えてくるのが不思議。
この色がズレる感じって、「プリントゴッコ」でもありがち…と思いつつ、「プリントゴッコ」が通じるのはごくごく一部の世代らしいということを最近知った… (プリントゴッコ、今思うと いいネーミングだなぁ…)
3Dですが、今回は”ペーパー”クラフトではありません。
普段はペーパークラフトばっか作ってますが、今回使ったのは、こちら。
懐かしのOHPフィルムです。(私の卒論発表の時は、なぜかパワーポイントでスライドを作り、それを全てOHPシートにプリントして発表するというスタイルでした…)
OHPシートの上に、CMYK各色で展開図を刷って…
重ねる。
ドットでも刷って…
重ねる。
色が干渉しないように、背面・底面は今回は入れませんでした。
展開図です。
通常の缶詰(A4でプリントすると、実物大です。)
画像が粗くなった缶詰(A4でプリントすると、実物大です。)
なんだか、もっともっと乱雑さが増す方向にしてみたいな。
※ これまでにつくったものは、こちらのマガジンにまとめています。
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