通信制大学院日誌 1日目
入学式とガイダンス
東亜大学大学院の入学式がありました。
通信なので、何度学校に行けるかわからないですし、入学式後のガイダンスに出席しないと希望のゼミに入れないという話を先輩から伺い(※)、片道5時間弱ですが行ってきました。
(※)実際はそんなことはないです(確定)。ガイダンスに出席しましたが第1希望のゼミには入れませんでした。いろいろ調査した結果、希望が多いゼミはくじ引きかなんかなのではないかという結論に至っています。
ただ、説明を受けないとエンジンがかからず後々苦労しそうです。
ガイダンスでは履修単位や履修申告などの話は全くなく、最初から最後まで修士論文を書くための説明でした。
他の大学院ではどうなのかわかりませんが、通信制であるがゆえ、学校側としてはこの辺りを対面で伝えておく必要があるということだと思います。
引用の仕方、注の書き方、修士論文に必要な文字数等まずは体裁的な所からの説明が詳しく行われました。
要はこの体裁がまず整っていないと、そちらの指導ばかりに時間がとられてしまい、肝心の内容の指導になかなか入れない、ということのようです。
なるほどなるほど…。
与えられたこと言われたことだけしかやらないと、簡単にドロップアウトしてしまいそうです。
一言も口頭で説明のなかった「修了に必要な単位数」を知らない人がまだいるのではないだろうかと案じています。
履修届もガイダンス中にオンライン申請しようかと思いましたが、それは帰宅後ゆっくりやりました。(そんな複雑なものではありませんがw)
ガイダンスの中でまずは買ってくださいと言われた書籍が2冊ありました。
金子先生の「租税法」(第24版)と脇田先生の「税法論文ってどう書くの?」です。
金子先生の租税法はすでに修了した先輩に「入学式までに半分は読んでおくこと」と言われましたが1400頁の半分て700頁ではないですか…。租税法の基本書といった位置づけでしょうか。これはもう買って当たり前レベルのようですね。ちなみにまだ100頁も読めておりません…。
脇田先生の書籍は合格がわかってすぐ購入したのですが、東亜大学大学院法学専攻の説明書みたいな感じです。修士論文完成までの全体的なスケジュール感、常にやっておくとあとで楽なポイントなども紹介されていて、なおかつわかりやすいです。他の大学院でも役に立つと思います。
なお、今年の受験者数、合格者数、辞退者数を教えていただきましたので、序章の方の数字を直しておきました。おおむね予想通りです。参考にしてください。
前期の授業について
東亜大学大学院の9月までの前期のスケジュールですが、法学研究の講義が2か月間配信され、2か月目の月末日までにレポートを提出し、それが認められれば4単位取得となります。これらのほかに東京にて行う2泊3日のスクーリングが6単位あります。修了までに30単位必要です。
法学研究は、前期に憲法、民法、刑事法、商法と4科目配信されます。
これらは同時に配信されるわけではなく、1か月ずらしで順番に配信されます。1科目につき50分程度の講義が15本、提出するレポートは4000字程度(修士論文の練習のつもりで書きなさい!とのことです汗)。
4月から憲法(5月末まで)、5月から民法(6月末まで)、6月から刑事法(7月末まで)、7月から商法(8月末まで)といった感じです。
必ずしも1科目に2か月丸々とれるわけではないため、意外とハードなスケジュールだと私は思います。
法学研究4単位×6科目+スクーリング6単位でちょうど30単位になります。
がんばって前期に全4科目の単位取得ができれば16単位取れますので後が楽になりますね。
税理士試験と両立しなければならない場合、前期で3科目は履修しないと、後期は3科目しかありませんので、2年次に法学研究の単位が残ってしまいます。やはり、「大学院にいくと楽」は間違いですね。