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PLASを長く続く団体へ|PLAS理事のご紹介 赤尾邦和さん

今回はPLAS理事・監事のご紹介第一弾として、PLAS理事の赤尾邦和さんをご紹介します!普段のお仕事や、PLASの活動へかける思いをお聞きしました!

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◆自己紹介

こんにちは。2021年よりPLASの理事をさせて頂いています赤尾邦和と申します。現職は移民分野を扱う国際連合機関、国際移住機関(International Organization for Migration: IOM)で勤務をしております。シエラレオネ勤務の後、2021年9月からエチオピアにおり、西部地域事務所の支所長という仕事をしています。

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(写真)コロナ対策プロジェクトで活動地に向かう時の写真

その前は国際協力機構(Japan International Cooperation Agency: JICA)、IBM(コンサルタント職)などで勤務をしておりました。
駐在生活(スーダン、シエラレオネ、エチオピア)は8年目に入ったこともあり、こういうところでできる楽しみを探しながら日々生活をしています。最近は筋トレ(どの世界にもあるから趣味として便利です。)、ゴルフ(牧場みたいなゴルフ場で、フェアウェイがラフ、グリーンはバンカーみたいなところでやってます)、自転車(ロードバイクをちょっと乗ってます。この前シエラレオネで大会に出たら若い人に勝てず。。)などです。

◆現場感の強い団体IOMでの勤務

上述の通り、現在はIOMで勤務をしています。この瞬間はエチオピア西部に多くの南スーダンからの難民、移民がやってきているのですが彼らへの再定住支援、生計向上事業支援、コロナ対策事業などを管理しているという感じです。シエラレオネにいたときはプロジェクトマネージャー/ プログラムマネージャーとして職業訓練・起業支援事業、国境管理事業、ディアスポラ活用事業、住民登録管理事業、防災事業、コロナ・エボラ対策事業などの立ち上げ及び実施を行っていました。

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(写真)シエラレオネにてパナソニック社との連携事業で供与物品と。

中々国連機関って何をしているのかわかりづらいですし現場から遠いイメージがありますが、IOMはその点自分たちで案件管理、案件実施を行うので現場感が強い団体です。一方で国際的なコーディネーションも行い、最近では2019年末に日本も含む世界各国で制定された移民分野の国際枠組みであるGlobal Compact for Migration (GCM)の実現に向けた会合も行い、各国事務所で国ごとの進捗の取りまとめなどを行わせて頂いていました。また、現場でプロジェクトを実施できるので直接裨益者と話し、ニーズがわかることで現場に即した案件を自分で作れることも魅力です。

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(写真)廃棄物収集事業で収集活動を行う若者と。紙には感謝の言葉等が。

自分で案件を作り、自分で案件を実施することは楽しいものです。現場感のあふれる仕事も、世界と協働する仕事両方も行えるので、ご関心がある方はオススメです。

◆PLASの理事になったきっかけ

話がだいぶ逸れました 苦笑。PLASに参加したきっかけは大学の同窓で同級生の事務局長、小島さんから、私がシエラレオネで行っていた職業訓練・起業支援事業がPLAS事業と似てるということで相談を受けたことがきっかけです。そもそも、PLASのことは大学生の頃から小島さんなど友人が活動しているというのは知っていました。若い人たちの国際協力活動というのは結構それなりにあるとは思いますが15年以上経過して、組織が継続して活動していることに素直な驚きがありました。このPLASの団体を更に20年、30年と続いてほしいなという思いがあったため、理事のお誘いを頂いたときにすぐに参加を決めた次第でした。

◆PLASの活動にかける思い

私自身はPLASに入ったばかりなので、まずは現状の活動をしっかりと見ながら貢献できる分野を広げて行きたいと考えています。幸い、現在はエチオピアで仕事をしているためPLASの活動地であるケニアやウガンダに近く、なるべく早いタイミングで現地を訪問できればと考えています現在のプロジェクトを応援する他、新しいプロジェクトの可能性も模索していきたいと考えています。現在国連・国際機関が新規案件を作る際には日本政府を含む多くのドナーが非政府組織(Non-Government Organization: NGO)、市民社会組織(Civil Society Organization : CSO)との連携を求めてきています。可能ならPLASとIOMで新規の案件を作っていくことも来年以降Pushしていきたいと考えています。

◆日本の支援者の方々へメッセージ

PLASを長い間応援頂きありがとうございます。世の中多くの社会課題がある中で、PLASを通じてケニア・ウガンダといったアフリカ地域へ関心を寄せて頂けているのは有り難いことだなと考えています。今では国を超えた繋がりを作るのは昔よりも簡単ですが、それでもコロナ禍もあり、直接訪問するのはまだ難しいのかもしれません。PLASを、そうした遠いアフリカへの想いの繋ぐハブとして信頼して託してもらえる組織でい続けられるよう、私も微力ながら貢献していきたいと考えています。


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継続的に活動を応援、支援してくださる方がいらっしゃいましたら、PLASのマンスリーサポーターをご検討いただけますと幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.plas-aids.org/support/monthlysupporter



いただいたご支援(サポート)は、PLASの活動を通じてケニアとウガンダのエイズ孤児支援のために使わせていただきます。