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自社サイトのInformaker ver2.0への移行作業

はじめに

弊社では2016年にCMS「Informaker®️(インフォメーカー)」をリリースしました。お陰様で今では全国各地のお客様がご利用になり、貴重なご意見を数多く頂戴しております。

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Informakerダッシュボード画面

Informakerは、本当に使いやすいCMSを目指し、日々、改善を続けています。
そして、2021年にInformakerのver2.0を先行リリースすることができました。

https://im.planuk.gr.jp/

2021年から新規Webサイト構築の案件に限り、一部のお客様にInformaker ver2.0を導入させていただいています。

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Informaker ver2.0ダッシュボード画面

次の課題はver1.0導入済みサイトをver2.0へバージョンアップする工程の確立になっています。
ver1.0系とver2.0では管理画面のUIデザインのみならず、CMS内部の構造的にも大きく違いがあるためです。

このnoteでは弊社コーポレートサイトをサンプルに、Informaker ver1.0系からver2.0へバージョンアップした流れを、コアサービス開発チームから簡単に報告させて頂きます。


Informaker ver2.0へのバージョンアップ作業について

Informaker ver2.0への移行フローの策定を目的として、自社サイトに導入しているInformakerをInformaker ver2.0へバージョンアップする作業をいたしました。

主に以下を、事前に検討しました。

・新旧システムの齟齬の洗い出し
・ver1.0で独自カスタマイズを行っている機能の確認と復元
・これまでアップロードされている画像・データの移設
・移行作業の流れや役割分担

事前準備した部分以外において、後になり想定外のバグやミスなどがいくつか散見されました。

ただ、基本的なバージョンアップ作業は想定よりスムーズに行うことができ、自社サイトを一時的にクローズすることなくver2.0へ移行することができました。

移行前検討について、フロントエンド側とプログラマー側がさらに綿密なコミュニケーションを行い、移行計画の精度を上げれば、作業をより改善できると思われます。

Informakerバージョンアップ作業についての所感

今回、自社サイトで先行してみて、「実施前の計画の精度」「開発メンバー間でのコミュニケーション」の2つが重要だと感じております。

特にフロントエンド側では、事前作業のところでサイトマップ作成や、カスタマイズ設定されている項目のリスト化など、サイト仕様の洗い出しがとても重要であると感じました。
また構造の変更に伴ったパスの置き換え箇所書き出しなど、なるべくプログラマーが復元や移行の際に、迷うことなくスムーズに行えるように調整をしておく事が必要であると思いました。

プログラマー側ではデータベース操作や、各ファイルで行っているパスの修正、パーミッション設定の漏れが無いように作業内容のリスト化を行ったり、独自カスタマイズ設定しているシステムの内容把握が必要だと感じております。


最後に

今回の自社サイトの経験をもとに、ご利用いただいているお客様へ安心してお使いいただけるよう、フロントサイド、プログラマーでしっかり連携をとり、Informaker ver1.0からver2.0へのバージョアップのご提案が出来るよう、考えていきたいと思います。


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