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<第13回>ダドレア属の育て方

今回は久しぶりに一目惚れをして購入をしてしまった植物、ダドレア属についてお話をしていきます。

どうぞ最後までよろしくお願いします。

今回の内容もRadiotalkで配信をしています。


僕が出会ったのはダドレア属の中でもダドレア・ヴィレンス・ハッセイというダドレア。細いシルバーの葉を持ち、枯れた葉がそのまま残りなんとも言えない侘び寂びを感じさせる植物です。
この立ち姿に一目惚れをしてしまい、購入をしてしまいました。
いい出会いでした。

さて、ダドレアという植物をご存知ですか?日本ではダドレアブリトニー、(和名:仙女盃)と呼ばれるメジャーな品種があり、世界一白い植物として有名です。
このダドレア属、原産はメキシコのバハカリフォルニア半島です。種類も多く、すでにご紹介したブリトニーやグノマ、ホワイトチョークなどなどが存在します。

ダドレア属は冬型の植物。日本の暑くジメジメしている夏は休眠期に入ります。涼しくなった秋からが成長期で、ひと月に2回程度の水やりをしましょう。ただ、桜の咲く前が最も成長しますので、桜が咲きそうかなと思う季節には月3〜4程度の多めの水やりが必要です。
ただし、水やりは葉に水がかからないよう、直接土に水をやるか、腰水やペットボトルの水やりが便利です。せっかくの白肌が台無しになってしまいますからね。
冬型というぐらいですので、寒さもマイナス5度までなら耐えられます。しかし、霜に当たってしまうと、せっかくの白肌が台無しになってしまうので、0度を下回りそうな時は部屋へ入れるのが良いでしょう。

私も買ってきたので、すぐに植え替えたい気持ちがあります。
しかし、植え替えるのは秋口にしましょう。休眠期が始まる4月〜5月に植え替えをするのは得策ではありません。
最高気温が25度を下回る日が多くなってきたら、植え替えをします。その際は根を半分ほど切り落とし小さめの鉢に植え替えるのが良いでしょう。植え込んだらすぐに水をやらず、10日ぐらいしてから水をかけてください。これは、根が水を吸い上げることができず、根腐れをしてしまうからですね。
すぐ水やりをしたいところですが、我慢です。

さて、今日はダドレア属の育て方について見ていきました。
いかがだったでしょうか。

ダドレアはやはり白肌と立ち姿がなんとも言えない侘び寂びを感じさせる植物だと思います。これからの立ち姿を考えるのも非常に楽しみな品種です。皆さんも園芸店などで見かけた際にはぜひ育ててみてください。

それでは今日も良い一日を

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