化学プラントオペレーターの働き方
初めまして。地方の化学プラントオペレーターで働いているRYOです。
私は高校卒業後、地方の化学メーカーのプラントオペレーターとして働いており、プラントオペレーターの働き方について発信できればと思い、投稿いたしました。
化学プラントオペレーターの仕事に興味がある方は、是非ご覧いただけると嬉しいです。
仕事内容について
化学プラントオペレーターの基本的な仕事内容としては、
原料の仕込み作業
反応の監視業務
製品のサンプリング、分析作業
設備の保守点検
などと業務が多岐にわたります。
原料仕込み作業
製品を製造するために、決められた原料を決められた分、釜に仕込みをする作業です。料理で言うと、レシピに書かれている具材を、決められた分量お鍋に入れる感じです。
反応の監視業務
化学工場では、会社の製造している製品によりますが、化学反応を起こし製造を行っている会社がほとんどだと思います。
そのため、反応が問題なく進んでいるか、異常がないかを監視することが重要業務となっています。
監視業務は基本的に、下の画像のような制御室と呼ばれるモニターがたくさんある部屋で監視することが基本となっています。
製品のサンプリング、分析作業
製品を製造している段階で、途中に製品が工程通り順調に進んでいるかを確かめるためにサンプリングと呼ばれる作業を行います。
これは料理で言うと、味見をするためにお鍋からスプーンでスープを掬う感じです。
サンプリング後、製品の分析作業を行い異常がないかを確認します。
設備の保守点検
設備がいつも通りに動いているか、異常がないかを確認するため、勤務ごとに確認する作業です。化学反応を行っている工場では設備に異常が発生すると大事故に繋がる危険性があるので念入りに点検作業を行います。
その他
製造作業の他にも、作業のマニュアルの改訂や教育資料の作成などがあります。
また改善活動に選ばれた人は、1年間を通じて改善活動を実施します。
最後に
化学プラントオペレーターは工場勤務の中でも一際特殊な仕事かと思います。また危険を伴うこともあり、安全作業の責任が大きい仕事だと思います。そのため会社は安全を最優先した教育体制を整えており、現場員も安全意識が強い人が多いことが特徴です。