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「遅い」読書会はじめました。(週刊PLANETS CLUB通信)

みなさんこんにちは。今週のPLANETS CLUB通信は、先日行われた「『遅い』読書会」の感想戦のレポートを、主催者の伊藤さんにレポートしていただきます!

「遅い」読書会はじめました。

こんにちは。

PLANETS CLUBの分科会「オンライン読書部」では 1冊の本を数回に分けて語り尽くしていく「遅い」読書会を月イチのペースで実施中です。

今読んでいるのは落合陽一さんの『デジタルネイチャー』。一度の読書会で2章ずつ、内容を参加者みんなで読み解きながらじっくり読み進めています。

はじまりは2020年8月24日に行われた「100分で読み直す『デジタルネイチャー』」。
当日は1冊の本をみんなで分担して読み進めるABD(アクティブ・ブック・ダイアローグ)方式で実施されました。参加者それぞれが20~30ページの要約を担当し、作業タイム終了後一斉に要約をGoogleドキュメントへ貼り付けると、あっという間に1冊分の要約が出来上がり!

でもみんなで要約を作り通読ができた達成感はあったものの、この本は落合さんの著書の中でも特に理解するのが難しいと言われている『デジタルネイチャー』。じっくり精読をしないとちゃんと理解できないのではないか。読書会を通じてこの本の理解を深めたい。と感じたメンバーからの意見により、<遅い>読書会を開催することになりました。

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「遅い」読書会では毎回サマリ発表役とファシリテーター役を設定します。サマリ役は要約スライドを作成し発表、その後Zoomのセッション機能を使い3-4人で内容についての対話をおこない、最後に全員でどんな内容を話したかのシェアを行います。

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参加メンバーは仏教世界や歴史に明るい方、IT用語を説明してくれる方、SF小説のストーリーから良い引用をしていただける方や海外からの参加者もいてバラエティーに富んでいます。メンバーの異なる意見と自身の視点をかけ合わせることで内容の理解度と解像度がぐっと上がり、通常の読書よりも何倍も本の内容が楽しめるような気がします。

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前回の「遅い」読書会では、海外から参加しているメンバーの一人が日本と遠距離恋愛中の恋人とのビデオ通話で、インターネット回線が遅くて話す言葉でさえ時差が感じられるのに、時々『彼女がすぐ目の前に存在しているように感じられる』と言っていたことがとても印象的でした。

今後は実質と物質の間にコンピューターによる生態系が作られ、離れている彼女にもハグが出来てしまう世界がすぐそこに来ているのかもしれない、と思うと本当にわくわくします。

「遅い」読書会デジタルネイチャー編は現在4章まで終了、次回は5~6章、11月9日月曜の19:30開始となります。少しでもご興味のある方、是非ご参加ください!

(執筆:Ariko Ito (ありりん))

他にも今週はこんな活動をしました!

1台の車ができるまで(ものづくり会議 番外編)

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日ごろ「ものづくり」に携わるクラブメンバーが「ものができるまで」を詳しく教えてくれる「ものづくり会議 番外編」。今回はクルマづくりに携わられているメンバーから、「1台のクルマができるまで」の話を伺いました。毎回「ここでしか聞けない話」を聞けるのがこの会の醍醐味です!

趣味を加速させる、インターネットの「遅い」使い方を話す会

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PLANETS CLUBのキーワードのひとつでもある「遅いインターネット」。日々あたらしい情報が流れ込んでくる中で、効率よく、そしてほどよい距離で、インターネットを使うにはどうすればよいのでしょうか。クラブメンバーの方々がインターネットをどのように使っているのかを聞きながら、「遅い」使い方を考えていきました。

データサイエンスで共創するニューノーマルの世界 | 宮田裕章 zoom感想会

10月②のコピー

毎週火曜日にPLANETSで配信中の「遅いインターネット会議」。今回は宮田裕章さんをゲストにお迎えして、お届けしました。放送後の感想会ではクラブメンバーの皆さんが「データ」とどう向き合っていくべきか? などを議論していきました。

編集部が選ぶ、今週のオススメnote

今回はPLANETS CLUBランニング部の共同note「WE Run」からのピックアップ! ランニングシューズを複数持つことの楽しさ、豊かさを、まさかのハンバーガーに喩えて綴る異色の投稿です。ランニングシューズの写真しか載っていないはずなのに、読むとなぜかマクドナルドでチーズバーガーを食べたくなります。

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