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相互仮想案件企画に参加した話 ~クライアント編~

みなさんお久しぶりです!よっしー(@planet3cat)です。

前回の名刺を作ったnoteが思った以上に好評でとても嬉しいです!
ありがとうございます。

今回は、ツイッターで募集されていた宙ぶらりん(@Chuburarinic)さんの「相互仮想案件企画」に参加したので、参加した時の流れや、企画の楽しさをお伝えさせていただきます!!
(企画の詳細は、下記noteをご覧ください)

宙ぶらりんさんとは、この企画で初めてお話させていただいたのですが、スケジュール管理をはじめとして、企画進捗に気を使ってくださり、とてもやりやすかったです。
本当にありがとうございました!

ご興味のある方は、ぜひ宙ぶらりんさんまでご連絡を!

また、今回のnoteでは、仮想案件を作る際に意識した点や、企画で学んだ点も載せています。そのため、実績がなく、これから仮想案件を作りたいと思っている方仮想案件を作りたいけどどうすればいいかわからない…と考えている方にも、何か参考にしていただける点があれば嬉しいです。

目次
1. 制作の流れ
 【クライアント側】

  ①自分の会社の詳細を決める
  ②ロゴを作る
  ③ヒアリングシートに記入する→ヒアリングを受ける
  ④制作してもらったデザインを見てフィードバック
2. クライアント側で感じたこと

1. 制作の流れ

 時系列でのフローについては、宙ぶらりんさんが別途noteを書いてくださっているので、私からは「クライアント側」と「デザイナー側」、それぞれの立場で行ったことを書いていこうと思います。

(書き始めたら、思った以上に書きたいことが多かったので)このnoteではまずクライアント側に注力してお伝えします!

①自分の会社の詳細を決める
まずは、クライアント側(宙ぶらりんさんに、サイト制作を依頼する側)の会社詳細を決めます。宙ぶらりんさんからの要望は「コーポレートサイト」という大枠のみだったので、私が興味のある分野だった、オフィス家具の販売と空間コーディネートを行う会社の設定を考えました。(今思うとかなりマイナー…)

自分の好きな分野だったので、設定を考えるためにいろんなサイトを見たり、情報を収集することはかなり楽しかったです。好きな分野から入るって大事だなあと思います。
また、デザインするときに私が大事だと考えている、会社のコンセプト=企業理念は、かなり注力して考えました。自分ならどういう企業にしたいか、という経営者目線に立ち、今回は下記の企業理念を掲げる「プラスワン」という会社が立ち上がりました!

「働く」空間に、プラスワンを。
ー1日の半分以上を過ごす、オフィス空間。
そんな空間が、働く人たちにとって快適で居心地の良い場所になれるよう、
空間にプラスの価値をお届けしていきます。


それともう1点、サイトを依頼する理由についても重要視して考えました。実際の案件では、サイトを依頼するだけの背景とコストがかかると考えたため、こちらも経営者側の視点を意識して作成しました。今回は、下記2点を依頼理由として宙ぶらりんさんに提出してます。

①会社認知度の向上と新規顧客の開拓
②それに伴う、社員の増加

②ロゴを作る
①で設定を考えたので、次はロゴの作成です。前項で企業理念をしっかり決めていたので、それを体現できるロゴにしようと考え、作成に取り掛かりました。また、会社の設定として、メインターゲットをIT企業にしていたので、IT企業のイメージと近い「コーポレートカラーに青色を使用したスタイリッシュなイメージ」を今回の依頼コンセプトにすることがここで決定します。

自分の考える「IT企業」「スタイリッシュ」をもとにイメージを膨らませ、いろんなロゴを参考にしながら、下記のロゴが完成しました。

画像1

③ヒアリングシートに記入する→ヒアリングを受ける
この段階で、すでに宙ぶらりんさんからヒアリングシートをいただいていたので記入し、準備ができたところでヒアリングを受けました。ヒアリングシートの項目は、宙ぶらりんさんのnoteにあるので詳細は省きますが、結構しっかり考えてたつもりが、いざヒアリングを受けてみると「そんなところ考えてなかった…!」みたいなところがあれよあれよと出てきます…泣

お客様がいる案件であれば問題ないと思うのですが、仮想案件ということもあり「どういったお客様なのか、イメージを膨らませる」という点で、下記の内容も設定の段階で決めておけば、よりスムーズに話ができたかなと思います。

・会社内の組織体制や職種の詳細
(どういった部署があるのか、営業が多いのか、デザイナーはいるか等)
・業務フロー
・会社の特徴、強み …etc.
※今回は、コーポレートサイトなので、会社の内部の話が多いです※

また、参考サイトもお送りしていたのですが、なぜこのデザインが良いと思ったのかどの部分をサイトに取り入れたいか、という点はしっかり言語化できるよう、もっと深掘りしておけばよかったです…。

ですが、ヒアリングしてもらうことで、設定を自分の中でもかなり落とし込むことができ、この時にデザインを依頼する側の気持ちを実感することができました。

④制作してもらったデザインを見てフィードバック
ヒアリングで深掘りしていただいたあとは、いよいよデザイン制作です!
ワイヤーフレームはいただいていたので、サイトの構成は分かっていましたが、どんなデザインができるのか、とてもワクワクしながら自分のやるべきデザインの制作を行いながら待ちました。

お互いにデザインができたところで、ついにお披露目タイム…!宙ぶらりんさんのデザインを見せていただいたときに、「すごい!」しか言えないほど、イメージにぴったりのサイトを作成していただきました!!(ぜひ宙ぶらりんさんのnoteをご覧ください!!)

コーポレートカラーの青を生かしつつ、入れて欲しい情報をしっかり入れてもらった、素敵なサイトに仕上げていただいてます!しかも、hoverした時やアニメーションのイメージも共有くださり、「早く実際に動くところを見たい!」と思うくらいのお披露目タイムでした。

私からのフィードバックなんておこがましいレベルだったんですが、なんとかクライアントの意識を持ち、文字組みや余白部分などの修正を依頼しました。それでも、自分が想像していたサイトを作っていただいた感動はとてつもなく大きかったです!
この感動を、自分もデザインを作ってお客様に感じていただきたい…そう強く思うことができました。

2. クライアント側で感じたこと

デザインを勉強し始めてから、初めてデザインを依頼する側に立ったことで、実際に依頼するクライアントの気持ちも感じることができました。
本noteのまとめとして、今後実際にお仕事する際にも、意識したいなと思った3点を書いておきます。

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①クライアントには、デザインをする上でどういった情報が必要なのかを伝える
依頼側からだと、依頼時に何を伝えれば良いのか、正直ヒアリングを受けてみないとわからないな、と感じました。これが、デザインをやったことがないクライアントだと尚更だと思います。そのため、事前にどういう情報が欲しい、という部分をお伝えすることを忘れないようにしたいです。

②完成品のイメージはお互い共有しておく
今回は、参考サイトをこちらから送ったり、ワイヤーフレームを予めもらっていたので、認識の相違は少なく済みました。
これくらいスムーズに実際の案件でもできるよう、共有はこまめに欠かさずやりたいです…!

③デザイナーから「こうした方が良いのではないか」と提案する
ヒアリング時に、宙ぶらりんさんから「依頼理由に2つの事項があるが、トップページには最優先したいゴールのみを意識した方が効果が出やすいのではないか」とご提案いただき、確かにそうだなと思ってその形でお願いしました。これが結構ありがたく、「クライアントにとって一番良いと思われる方法をデザイナーから提案する」ことが、デザイナーの価値にも通じるのかな、なんて思ったりしました。
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クライアント側は以上です!
次のnoteでは、デザイナー側の制作話に移りたいと思います!

引き続き、ご覧いただけますと幸いです〜!

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