《12》という数字を体験するバーテックス
最近、氣にかけている感受点にバーテックスというのがあります。
バーテックスポイント(Vertex)
語源:vertere=何かがピークになって変化する、転換するというラテン語
バーテックスが刺激されると、「自分の意思とは関係ない」「自分の意思に反している」と感じる体験になりやすい。
「自我を手放し、大いなるものの意思を受け入れる」というテーマがあり、それをクリアすると「人生の切り替え」になるポイント。
このバーテックスポイント、日本に住む人たちだと、ほぼ5ハウスから8ハウスに来るようになっています。
(ハウスシステムや緯度によって、稀に4ハウスや9ハウスにもなる)
一般的には、運命とか宿命とか言われたりしているようですが、個人的見解としては、精神的な成長を促して視点を上昇させていく体験と現時点では捉えてます。
人生って螺旋階段のように進んでいくわけですが、いつも楽しく順調に進んでいけるわけじゃなくて、自分のチカラではどうしようもない出来事も必ず現れてくるわけです。
ドーンと立ちはだかる大きな壁や障害として感じられるような出来事だったり、自分の無力さを感じるようなことだったり、自分の思い通りに身体が動かないって時だってありますよね。
でも、八方塞がりだと思ってる時も上を向いてご覧、上だけは空いているよって言われますが、バーテックス的な体験って、それに似てるテーマポイントだと思うんです。
ある意味、行き詰まった感とか、どうにも進めないと感じるけれど、自力を手放して大きな流れを受け入れてみる。大いなるチカラに抵抗せずに、自分の命を差し出してみる。
自分の命を世界に貢献する意識を持つと、フワッと視点が上昇して、抽象的視点を得られる感受点なんじゃないかなと。
ココまで書いてきて、バーテックスのテーマ「自我を手放し、大いなるものの意思を受け入れる」だけみると、占星術的には《8》をイメージする。
先に書いた八方塞がりという言葉にも《8》出てきてるし。
だけど、バーテックの場合「自分の意思とは関係ない」「自分の意思に反している」と感じる完全に受動的な体験がトリガーになってくるので、むしろ《12》の方がしっくりくる。
《12》という数字を体験して→《8》というテーマを乗り越えて得られるのが、《12》と《8》の共通テーマ・水のエレメントの《4》=ICって流れを持っているってことね。
この世界を逆さまに見るという《12》のタロットの人の足が《4》という形をとっていることともつながってて、面白いなと感じているところです。
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