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素敵な絵本たち 敵討ちの文化とハンムラビ法典

号泣して救われるそんな時もあります。 #推薦図書

幸福感情とは何か? それを書いていたところ、心が荒れちゃって、以前に読んだ心が綺麗になる絵本を思い出してリンクを張りながら紹介したので、今日のnoteは、めちゃくちゃな構成です。

お許しください

コロナ 大雨 そして、私の場合は近所の東京大学の火災と、とんでもない週末を過ごしています。そんな雨の日に、気持ちが晴れない をテーマにして、怒りと幸せを少し書かせてください。

そして、私が読んだ絵本の中で、怒りと幸福の心を、すべて綺麗にしてくれた、素敵な絵本をいつくか紹介します。

被害者の意識と報復による決着 人間は基本的に合理的ではない。と言い切りますね。私の好きな、あの論破王 ヒロユキさん が、言っていたことが最近、マイブームなんですが、あの人は凄く的を得ていたんです。

職場の理不尽なパワハラ上司に対しての話しだったと思いまます。上司を訴えることが出来るか、証拠は何もない・・ みたいなところから話は始まります。 その中で、あの人が言ったのは、加害者を仮に訴えたり、社会的な制裁を与えたところで、加害者を不幸にすることは出来たとしても、それで貴方が幸福になれるわけでは無いのですから、ここは切り替えて、貴方が幸せになるためにエネルギーを使った方が良いですよ。という話でした。

これ、この人の言う通りなんですよね、絶対にこれは正しい結論です。

冷静な理屈で言えば、加害者への制裁も必要で、これ以上継続して被害者を出さないためにも、罪は償わすべきなのは間違いないのですけれど、明らかに、告発ができる行為ならまだしも、極めて微妙な民事案件とかは、時間も金もかかり、パワハラなんていう、証明も難しく、それぞれの社内での立ち位置や、企業の体質なんかで変わるので、相手を裁く事がさらに難しくなるケースも残念ながら多いのですよね。だからこそ、この人のいう、自分んが幸せになる方法にエネルギーを費やすという、極めてシンプルかつ合理的な結論になるのです。

だからこそ、あらためて言うならば、この方が正しいし方向性なのです。

完全に肯定したうえで、私は以下を書きます。

日本では、被害を受けて、それを追求する行為を諦めることを、俗に #泣き寝入り  と言います。

泣き寝入りで一番に傷つくのは心です、気持ちが収まらない事です。

では、幸せを得るために泣き寝入りすることは可能でしょうか?

ここが、最も肝になります。

過去日本では、だから、日本人は敵討ちで気を晴らす、胸がすくわけで、相手を罰する、痛めつけることで、現実的には自分が幸せになるわけではないのだけれど、幸せな気持ちになるという事です。さらに言えば、自分が幸せになるどころか、加害者を咎めることで、罰を受ける事さえあり、これはもはや、自分が幸せはおろか、確実に不幸になっているわけですが、それでも、得られる、充足感、達成感は、脳内には幸せと解釈されるのです。

つまり、ここでの課題は、自分が得られる幸福感は、合理的な根拠の伴う幸せとは異なることがあり、この幸せは損得では測れない幸せだと言えるわけです。

他人を傷付けたものは、同様に罰せられるべきという、どこまでもゼロサムであり、罪とそれによる被害と、それを起こしたものの罰と被害を受けた者の納得が、等価性をもつ、この考え方は、我々の納得感の根底にあるとしたら、私たちの幸せって、きわめて曖昧なものであり、結果、それが人間なのかもしれません。

人間にとっては最も重要なのは、物質的な損得で得られる幸福感はある意味で希薄且つ脆く、むしろ精神的な損得を超越した納得感こそがその柱であり、極論を言えば、納得を犠牲にして、誰もが幸福だと認めるものを手にしても、決して心は救われないという、人間が極めて合理的ではない面を見出すことが出来るのです。

その反面、人間は意識せずに、先ほども書きましたが、罪と罰と納得感の間には、無意識にも等価性を保つ理性も持ち合わせている気がします。

その例としては、ハンムラビ法典があげられます。目には目をという考え方は、一見すると、人間が持つ本能のままの所作とも考えがちではありますが、実はこの同害報復は「倍返しのような過剰な報復を禁じ、同等の懲罰にとどめて報復合戦の拡大を防ぐ」すなわち、予め犯罪に対応する刑罰の限界を定めることがこの条文の本来の趣旨であり、刑法学においても近代刑法への歴史的に重要な規定とされている。

(一部wikiより抜粋)

結論として、私個人は、怒りに対しては、きちんと辻褄をつけて納得したいという意識が極めて強い傾向にあり、そのためにエネルギーを費やしてしまいがちです。そのエネルギーを自分が幸せになることに費やせと言われれば、理屈では目から鱗で納得しますが、出来ないと思います。

そして、もう一つ、幸せになるための努力とは

その問いに答えが出せません

人は、生きる上で、一人では生きられません 人が他人と交わる時 必ず そこには感情が発生します。 喜び 悲しみ 怒り 安らぎ だからこそ、幸せだけを得る活動の意味が私にはわかりません

言えることは、それでも、僕は生きていきます ということだけですね。

生きるためには、時には、心を掃除する必要があります

それが出来るのは僕には子供向けかもしれない絵本です。


=気持ちがつかれた時に読む絵本 涙が出ましたよ=

どこまでも優しいアナグマのおばあさんとネコの物語です。

当たり前の中に、号泣してしまう。 

英文ですが本当に素敵な絵本です

人間関係って何

素敵すぎる物語です


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