遺贈寄付ウイークをご存知ですか?
遺贈寄付とは、個人が亡くなった時に、亡くなった方や相続人が、遺言や契約にもとづき、財産を公益法人やNPO法人、学校などに贈ることです。
9月13日はInternational Legacy Giving Day、国際遺贈寄付の日。
この日を含む9月11日から9月17日に、遺贈寄付についてその価値や可能性について共に考え理解を深めるキャンペーンを実施します。
国際NGOプラン・インターナショナルでは、専任の担当者が、皆さまからの遺贈寄付や相続財産からの寄付に関するお問い合わせやご相談を承り、お手続きをサポートしています。
託されたご遺志に、身の引き締まる思い
先日、長年にわたるスポンサーの方が遺言によりプランへ託してくださった「包括遺贈」のお手続きをする機会がありました。「包括遺贈」とは、「遺産の何割を寄付」など、ご寄付の割合のみを指定して遺贈する方法のことです。親しかった方のお話では、ご寄付者は一人暮らしで、障害があり車椅子で生活されていましたが、生前は仕事や旅行など、元気に充実した日々を送られていたそうです。
不動産も遺贈対象となっていたため、お住まいに伺う機会もありました。残されたご自宅の様子から、とても慎ましくきちんと生活されながら、大切な財産を託してくださったことを知り、感謝の気持ちと同時に身の引き締まる思いがしました。
「途上国の女の子のために役立ててほしい」
最近では、特に長年プランを支援してくださっている皆さまが、最後の財産を活かす方法として、プランへの遺贈をお考えくださるケースが増えています。「日本に生まれ、恵まれた環境で望む教育を受けることができたので、途上国の女の子のための活動に貢献できたら」と、遺言により大切な財産の遺贈を決められた方。亡くなったお嬢様の思いを引き継ぎ、「プランの活動に役立ててほしい」と相続財産を託してくださった方。これらのご寄付には、生前のご寄付者やご遺族お一人おひとりの温かい思いが込められています。プランでは、託されたご支援者の思いを実現するための一助となれるよう、ご相談をお受けし、お手続きをサポートしています。
情報収集に役立つ「PLANレガシー1%クラブ」
プランは、遺贈・相続財産の寄付に関する情報収集にお役立ていただくために「PLANレガシー1%クラブ」を発足し活動しています。メンバーにご登録いただいた皆さまからのご相談を承り、お一人おひとりのご意向に沿った方法をご提案しています。「遺言書を作成しておくことは、『死』ではなく、これから先の『生きる』を考えることだと思う」、「自分の人生の最後まで、少しでもプランの活動の役に立てれば」などの声とともに、多くの方にご参加いただいています。ご興味がある方は、ぜひご連絡ください。
ご寄付の一つの形である遺贈寄付をより身近に感じていために、プランも参加する遺贈寄付ウィーク2023をよろしければご覧ください。
国際NGOプラン・インターナショナル 遺贈寄付担当 金子
プラン・インターナショナル遺贈・相続財産の寄付