「やりたい」が出てくる

超ハードな「”休息”のひと月」が終わる。

その辺りに合わせるかの様に、身体は全体として一先ずは整った…なんとか。

繁忙月７月（7/6～8/6）よりも、最終日から腰をおかしくするという始まりになった8月（8/8〜9/6）、身体へと意識を向け続けることが続き、きっちりと一か月使って諸々の一段落。私にとってはものすごい深い学びを得ると同時に、「始まったんだ」という実感。”ありがとう”の言葉も終いには自然と出た。

自身への休息時間もしっかりと意識したため、身体的、時間的にも余裕が出て、後に「これやろう」が出ていることを確認。

あったかご飯に切り干し大根が異様にウマかったり、古くなる前に使ってしまおうと大根と鶏肉など圧力にかけたそれが美味しかったり…。こんな素朴な食べ物がとってもおいしくてたまらなかった―――。

｟私は、自分の食べたいものも意外と我慢してたんだ…｠

そんな事に気づく。

大したものを作るわけじゃないけれど、それでも食べられる物が少ない主人を優先に考えた食べ物が多く、私は”食べたいもの”を結構食べていなかった、後回しにしているものがあったと思った。

普段、好きなものを食べているのに？とも思ったけども、考えてみればそれは、簡単に食べられる好きなものになっていて、「自分のために」というものがなかったように思う。

実際に作ったものも簡単ではあるのだけど、その時間すら”私”に使わずに後回しにし続けていたという事を感じた。こんな無意識の行動の蓄積は、解放されているその時の「喜び」により理解されている。ほんの少しの時間でも、それは私のために行っているのだという事が、どれだけこの自分が喜ぶ行為なのかと、という事を知った。

素晴らしいひと月。ありがとう

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ちゃんと”やりたい”という気持ちが出るという事は、そう思える状態があるという事の実感。考えれば当たり前で本来シンプルにやりたい事というのは、あれこれせずに着手出来てよいこと。だけど、“人”との関わりあいの中では、無意識に行ってしまう選択がある。

それらを阻んでいるものが整理されると、ごく自然に余白から「時間を使う」ことが可能となる。他のやる事、そこに注いでいたものがなくなるから。

しっかりと自分の見直しと、生活の組み直しが起きている。

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こういう掘り起こすような深い、人にとってはツライ、キツイという印象の大変化を、「冥王星」の働きとしてみる（あてはめる）んだよね。

私は無知無関心の占星術の話だけども、ただ”考え方”としては、ピタリとハマるとは思っている。

動きの位置のことなども全く知らないけれど、この天体の持つ意味は、その時に起きている事に見事に当てはまる。だから海外の投資家などでも、天体の動きを取り入れている人もいるとか…、昔主人から聞いたことがある。

この星に限らず、他の天体の動きとその関係により互いに影響したり、人への影響も同様に観たりする（個人の出生の時の配置など、一律に同様の影響があるわけではない。タイミングなども異なったりと詳しい事は書けない）。

天体と人との関係の話だけでなく、人と人との関係も”星”で観ることは可能で、意外にも捨てきれない情報とも思う。

広まるやすい入り口というのはやはり、楽しい、ラッキーアンラッキーみたいな”占い”っぽくなっているけども、元々は学術の域からのものよね。見るもの、見ていく方向が反対になるだけで、そのコトの意味と価値、存在がまったく違うものとして認識されてしまうのは勿体ないなと思う。

占星術の事を外から見えることとして書いたのだけども、私が活かす部分はその星の「意味」で、知識としてしっかりと頭に入っているわけじゃないので、ザックリと天体の配列（順序）による見方を、「人の内側の意識の深度」という表現になるか、そこら辺の進捗に十分に重ねて観れるというところ。

何が今、こういう配置だからこういう影響…という詳細でなく（知らないから）、特に自分の中の方、奥の方とか、深い所などと表現できるそんな見えない所が確実に動いている（動かされている）と思う時に、少し頭に浮かぶ…。

何かのカテゴリーの入り口から入って行く。わけの分からない事は人は苦手なので、知らないより知っているその入り口から入ることで、コトが過ぎるのを受け止め、冷静な判断ができる人もいるだろう。「そうなんだ」と分かっていること。色々な術は、自分をうまくコントロールするために使うというのが基本だろうと思う。

人が理解し使いやすいように、表現が人に合わせたものとなっているものを、私は知っているだけかもしれないけども、人の意識というものの深さと変化の仕方のおおよその流れは、昔から決まっているという事になる。

それでも中々、こんなに分かっていても出来ないのが、いつも「人」と言われる存在なんだろうと思う。

人は、リアルの世界にずっと居ることができない、それが身を守る手段でもある特殊な生き物なのかもしれない。