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世界を重ねた表現

「その区間、ある一定の幅においては何かのリズムがくり返されている」

そんなことを感じた。

様子を見ながら糖尿病ワンコも朝一の散歩をする。他の子と一緒のためペースは合わない事もあり抱っこして降ろしてのくり返し。それでも静かに、歩幅は狭くチャンチャンと歩く。

⦅今日は”余裕”を持っていそうだな…⦆

歩かせたときの雰囲気、その動き方は全然違うのでその様子を見ながら歩かせたり抱いたりする。

前日が雨で、お散歩はなかった。
その翌日に”これ”を感じることが多く、お散歩は元々そんなに好きじゃなかったにせよ(庭でのボール遊びが好きだった)、二日に一度くらいがこの子にとって何となく良さそう…という感じが頭に上がっている。

今のところ、実際にそうするのではなく、抱けばいいので外には連れていく。オシッコもしっかり何度もして気持ちも良いだろうと思う。

この子の少しゆっくりな”一日”のリズム。


今朝のラジオでも話していて、また過去にもそういう”波”のことは何度も書いていたのだけど。金曜はバーーッと頭から出るものが多く様々にメモ。定期的(不定期)に、そういう事をくり返すので、「そういうリズムがあるんだろうな…」と感じている。

ただこれは、どのくらいの期間にそれが起きているかなどは観たことはなく、それを何度もくり返してきていることの確かさからそう感じている。そして「自分の中で”くり返していること”」と自身で分かっていることで、何かの経過、その一部と捉えることも出来る。

頭は静かになったり湧き出してみたり、その間で調整してみたりと、その状態のバランスをしっかりと取ってくれているのだと思っている。その動きを知らないのはこの”私”だ。

・・・ ・・・ ・・・

”外の音”が、この自分を目覚めさせる。

メモに書いたアレコレより、よっぽど言葉に近い状態が頭にあったようだ。今回はこれに触れる。

昨日のXやFacebookに書いたように、夜から何度も目覚めてしまい、最終は”目覚まし時計”に呼ばれた――――いつもの事を表現を変えて言っている(笑)

いつもの、毎日の事なのにそれがその様に表現したくなる”状態”があるから、こういう言い方になる。眠っている、夜だもの当然眠っている。それが何やら騒がしくて”こちら”に何度も引っ張られた。


寝ている時の意識は”あちら”にある事を主としているため、再び眠れることを「戻る」と自然に書いているし、場所はこちらという表現を使いながら”引っ張られる”という自分の意思ではないことの表現を選んでいる。だって眠いから。そして同様にラスボスは”目覚まし時計”だった(*^^*)

スヌーズを何度も止めてスイッチを切る時、同じように「外の音によって目覚める」という意識が強調されていた(強い自覚があった)。いつもの当たり前、人は外の物音に反応して”自分”が応えている。

これは”両方”を見られる状態で、この文言通りの世界と、空間を替えた場所での見え方とあった。後者の方がメインに観えていたのは、その眠い、まだしっかりと目覚めていない状態に意識があった事による。


同じいつもの光景・風景、言葉による表現が、自分の今ある”意識”の状態により、この内に感じるものがまったく変わってしまう事はある、というより”そういうもの”。「脳に見せられる」というのはその通りのこと。

外に起きている「音」。

普段は大分、自分の無意識をもとに殆どが削がれているから、そんな風に思わないけども、「この外部の音によって、”私”というものの意識が立ち上がっている」という表現しか出てこなかったし、それをもう少し表面に寄せて言うなら、「いつもは奥に引っ込んでいる”意識”というものが、その”音”があることで、この現実と引き合わせてくれる」と書く。

意識は眠っている。それを「活動している」と言えるのだけど、外の何らかの刺激によってこの意識のハタラキによって、「自分」が立ってくる。それがなければ、私は「人」ということも出来ないかもしれない。

・・・

「楽しそうだね…(笑)この子は殆ど吠えないのに、こんなにはっきり吠えてる(^-^)」

いつだか主人が、気持ち良く眠っているワンが、”夢の中で”吠えている様子から漏れてくるそのこもった声を聞いて言っていた。

『(*^^*) なんかね、楽しそうだよねぇ(笑)”表”では大人しくなっちゃったから、これはすごく良いような気がしてて。だってこっちとは違ってきっと声を出して興奮するくらいの”状態”を感じてるんでしょう?それって凄く幸せなことなんじゃないかと思って…』


この子に表も裏もそんな区別なんかないと思う。それを知っている、そう思っているのは人だから。

そしてその区別がないとしたら、意識・自覚など関係なく、「脳」ではしっかりと楽しさ・喜びを感じるその”空間”を過ごしていると思うと、それは大変に充実していると思った。

”表”の世界では本当に大人しめのワンコ。吠える時は警戒吠えを極たまにするくらい。それがあちらの空間では興奮したような明るい声を出す。本当に脳はそれを味わっているなら現実も夢の中も関係なく幸せだろう…。

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まどろむ、ボ~っと、寝てるか起きてるか分からない…、という様な状態は、非常に心地の良い状態。これは、その時頭に流れているその内容云々よりずっと、”状態”の大切さを私は感じている。

急いで起きるような日々と、ゆっくりと目覚めていく状態とでは、起きた時の心地良さが違う。

夏場は窮屈になるその感じがイヤだと思っている節がある。夏は好き。でも自分の心地良い状態が保たれないことは嫌いだね。

「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!