段々”内容”が詰まってくる

8/24メモ

やる。
「後でやろう」。

今に出来ない理由が、それより優先しているコトはあって。だから「後で」としている。

それが。

段々と、後だと忘れるようになる。次々に起きてくる事象などの観え方が変わると、一瞬一瞬はとても速く、その「後」という時にはもう”過去の事を優先している状態”で、今はまた「後」になって遅れ、そしてどんどん積もり追い付かず―――そして流れていく。

そんな流れをザッと観て気づく。

「今、やっちゃうしかないんだ」と。

これが、「今やる」という言葉を引き出した。

後じゃなくて、それは今やるという事。（瞬時に何でも飛びつくのとは、全く違うもの）

・・・

その日の朝、普段にない幾つかの雑用を忘れないように”準備”をしている時だった。

「あれを替えて、洗浄して、これも入れて…」

目の前に、この視野に入っていないものは、準備をしても忘れるのが私。２～３日、”あっ、忘れた(*_*)”となった上で「今日は忘れないぞ！」という態勢をとる。勿論、重要度が低いから”忘れても大丈夫”というものだからこうなるのだけども。

そしてこの日は、「後で」に自ら引っ掛かった。

確かに後にする理由はあったの。今までは確実にそうしてきたから。

結構な割合で私は、ワン達に関することを優先にしている。この時も散歩後のワン達のご飯を控えた状態で、それらの雑用をしているだけで、ワン達を待たせることになるのを避ける為に「後で」、としていた。

そしてそういう自分に”気づき”、その時にザっと視た脳内をメモ。実際の行動では、雑務を先にこなしていない。「そこを実行する事」が大切なのではなくて、現在の私に於いては、今までのクセ、重ね続けた無意識の行動、その”優先順位”に目がいくことが大切だった。

そしてそこで意識して確かめた上で、私はワン達のご飯準備を先に済ませ、雑用はきちんと後に回した。

選択のし直し、再選択。

その結果は、変えなければいけないのではなくて、確認の上でそうする事を「”今の自分が”決め直す」ということ。

ますます意識は、過去の延長の”現在”から、未来づくりの「現在」に焦点が集まっている。

過去の事を優先している―――。

「何か」にフォーカスするという事は、そこで「時」を止めている訳で、どんどん過行くコトの流れを、既に過ぎて行くもので食い止めてしまうということだから。

その考え方をするのであれば、ひと時でも「時を止める」のであれば、その間、他は”捨てている”という事だから、吟味したい。

「そういう事」という理解を経て気づきに上がったならば、何かをするという選択には、いつもよりは気を向けることが出来る。そうして新しい習慣にしてクセ付けし、それが”無意識”で行われるようになるとそれは楽。そこまでのクセ付けは「やる」しかない。

今までは全く気も向かず手を付けなかった事、そしてそこに気づき、少しずつ異なる行動を重ねていく事で、古いパターンは壊していく。

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「”比較の対照”って大切だね」

先日、主人との相変わらずのくだらないエピソードを。

『お昼に迷いながら３把やったんだけど、やっぱり無理だった…、少しだけど食べてね。是非、しょうゆと味の素でね(^。^)』

飽きてしまってそんなに食べられないそうめん。ひと夏に何度かは食べるのだけど、いっぱい食べたい気持ちはあるものの大体飽きる（笑）でも２把じゃ少し足りないかと思いこの時は増やした。。。案の定残す。主人が帰宅したら食べてもらおうと思った。

「うん、うまい！懐かしさは懐かしさだよね（笑）でもやっぱり、麺つゆが美味しいよ(^-^;」

昔は、”麺つゆ”なんて味を調えられたものは種類もあまりなく（きっと）、主人は、おしょうゆに味の素が「普通」だと思っていたらしい。その様に育ったから。

私は、祖母が鰹節を使って作った”麺つゆ”で、お中元に入った”ホンモノ”の麺つゆの味を知り、甘味のない自家製つゆはあまり好きでなくなった。

「それを知らないって、すごい事だよね（笑）だって”他”を知らないからそれが当たり前だと思ってるもん。人の常識っておもしろいよね…」

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比較の対照がないと、私たちは何も分からない。

ソレと”一体化”している時・状態では、”分かって”いないから分からない。分けて離れて「分かる」という状態が生まれ、観ることができる。

だから、習慣になっているもの、クセとも気付かない色々、自分が意識せずに出来てしまう殆どのものこと…。それらができるのは、当たり前の長い習慣によってこの”自分”と一体化されているから。自分では気づき難く、”対照”があることで「自分の要素」に気づかされていく。

無意識から意識的へ。そしてそれがまた無意識へ。

意識してやって行く時、まだ一体化しないうちは、非常に疲れるわね。