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最強のレインウェア

レインウェアの話をしようと思う。

レインウェアとは、雨を防ぐもの、つまり合羽だ。雨を防ぐ衣服といえば、しゃれた色合いのもの、ハイテク素材が使われたものなど色々思い浮かぶが、雨を防ぐという機能一点において、すべて合羽と言える。

雨の日の装備といえば、防御力、機動力等をふまえれば合羽一択なのだが、なぜか街中は傘で溢れてる。防御力、機動力ともに合羽に劣るのに、なぜ人々は傘を使うのか。おそらく攻撃力の高さゆえだろう。なにせ尖ってる。開いてる時も閉じてる時も、どこかしらに突起があり、誰かしらを刺すことができる。正直なところ規制されてもいいレベルの危険度な気がするが、そうならないのは「攻撃こそ最大の防御」的なことだろうか。攻撃する相手まちがってないか。

さて、自分は事なかれ主義を貫く生粋の日本人なのでなるべく人を攻撃したくない。よって合羽を持参している。という話を以前友人に話し、どんなの?と聞かれたから、その場で実際に60Lのゴミ袋を被ってみせた。

大変おどろかれた、というかドン引きされた。

安く、かさばらず、どこでも売ってて、なにより雨が防げる。そしてゴミ袋としても使える。ベストアイテムじゃない?と言っても納得してくれない。なぜだろう。

高校時代、雨のなかゴミ袋をかぶってるおばさんを見て「奴は天才か!」と感服して以来、ゴミ袋派として長らく過ごしてきた。

自分だって外聞は分かる。人といる時は傘をさすようにしている。かぶるのは一人のときだけだ。

それもやめとけ、と友人に言われたが、本当に便利なんですよ?

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