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A4の紙3枚(30円位?)とレターパック(360円)で会話せずに退職できる。~退職代行不要(25000円が相場)~


お世話になっております。プラシーボです。

こんな私でも、現在会社運営をしており
・人材・経営のコンサルティング事業
・ライセンス商品(アニメ系)販売事業

が中心となっております。

その中で今回は
「本当にあった、ブラック会社に390円で退職する方法」
をご紹介したいと思います。

それでは本編スタートです!


有期契約社員以外はワンパンで退職できる


民法627条1項には
雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する」

つまり期間の定めがある人以外は基本的に2週間前に申し出れば
問答無用で退職できるのです!

退職を申し出るのって難しいですよね?

わかります、私も「辞めます!」なんて
面と向かって言うのは非常に苦しいし、めんどくさいし
嫌なものです。

今からお話しする退職方法は、実際に数名が行ったやり方です。
もちろん全員、対話することなく退職致しました。
※司法書士監修

事の発端は、人材コンサルタントとして面接対策等を対応した
Kさん(仮称)が無事A社(仮称)に正社員として就職し
3カ月ほど経過した時期でした。

私はいつものように業務をしていると
Kさんから3回程連絡が入っており
折り返しの連絡をすると開口一番で

「Kです、実は会社がブラックで辞めたいです」
と言い放ち

いきなりの事で動揺しましたが、一先ず事情を確認すると
どうやら
”本部長という実質会社のトップの
「パワハラ」「セクハラ」が酷い”

との事でした。

よくよく話を聞くと
「女性の従業員が入ると必ず、出張と言って各都道府県の拠点に意味もなく出張したり、脚を触ったり」
「また、男性従業員にはとても厳しく、営業で数字が悪いと
土日祝日強制出社、これは業務命令なと言い放ち、夜の21時まで架電させる等」

酷い状態だったそうです。

聞く限りでは本当に酷い話ですが
そこまで酷いなら、労働基準監督署へ通報すればと助言しました。

実は既に労働基準監督署へは通報済みだったらしいのですが
セクハラについては証拠不十分
パワハラについては”業務上叱責、業務命令範疇”なので、訴えるのは無理だったそうです。
※皆様も、”パワハラ””セクハラ”で訴える場合は
必ず証拠を確保してから動くようにして下さい。

諸々の事情により、訴えるのが難しいので
退職を決意したそうです。

ただし、退職を申し出た人間にわざと
土日祝日の強制出社を命令したり、有給を使用させないと脅したりするそうです。
※どれも労働基準法・民法・憲法違反です。

ですので、直接言うのは無理。
退職代行を使うにも、高いので厳しい。

そこで私は知り合いの司法書士に相談しながら
「退職通知書」を作り上げました。

その内容がこちらです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
                     令和〇年〇月〇日
○○会社
人事部 様        

          退職に関する通知書
令和〇年〇月〇日付をもって、退職いたします。(民法627条1項に基づく)
なお退職届については別添えで添付いたしております。          
・退職理由
会社の経営状態、人間関係、その他一身上の都合により
退職させていただくことになりました。
つきましては令和〇年〇月〇日から有給消化(ある場合)としてください。
また給与計算・有給が使用されていない等の事由があった場合は労働基準監督署へ報告いたします。

・退職方法について
口頭での報告ではなく、こういった紙媒体での退職連絡に至った経緯については退職時のハラスメントや脅し等の対応策として行使しました。

・今後の連絡
下記のメールで対応いたします。
個人携帯電話への連絡及び、自宅、親族等への連絡・訪問があった際は迷惑行為として、労働基準監督署及び警察署への通報をいたします。
また源泉徴収票や雇用保険資格喪失通知書については速やかに
下記住所へ郵送をお願いいたします。

メール:フリーメールを使用(gmail yahoo等)
住所:
名前
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       

別添えの添付書類2枚については

1、退職届(署名・捺印)
2、有給休暇申請書(署名・捺印)
※どちらも書式は問いません。

ここで大事なのは
退職の2週間前に告知する事。
有給が無い場合は、欠勤控除にする旨を記載する事
引継ぎがあるような業種は、引き継ぎ書を用意し同封する事。
※損害賠償に該当する場合があります。

こちらの書類をKさんに渡し、実際に提出したところ
問題なく予定していた日付に退職できました。

ちなみにKさんは、その後すぐに別会社に転職し
今もあの手法で退職をしているそうな・・・・・・・

いかがでしたでしょうか?

皆様も一度は退職について悩んだことや
相談されたことがあると思いますが、ご参考になればと思います。

また本日は水曜日なので定期更新も今日の夜に投稿しますので
よろしくお願い致します。


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