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与信調査を受けました~(内容説明もするよ)

お世話になっております。プラシーボです。

「スキ・フォロー等頂いた方の記事は必ず拝見してますのでよろしくお願い致します」
この文を入れなくなってから
明らかにいいねが減ったのは気のせいですかね??????????

入れるのを忘れているだけで、必ず拝見していますので
よろしくお願い致します。(フォローしてくださった方は必ずフォロバしてます)

昨日は4投稿もして、若干やり切った感がありますが
今日は与信調査というものについて、お話しようかと思います。

なぜかというと、弊社が対象として調査を受けたからですw

それともう一つ理由があり
私自身が与信調査を受けるにあたって、色々調べましたが
少なくとも検索エンジンで調べて、ほぼ詳細が書いていなかったので、記事にすることにしました。

会社経営や実際に調査会社に勤めていない限り
存在すら知らない方がほとんどだと思います。

私も知りませんでした。

そこで今回は
実際に調査の内容や、調査の方法
どういった事を話すのか等をお話しできればと思います。

それでは本編スタートです!!


与信調査(企業信用調査)とは


与信調査とは

”企業の財務状況”や””事業展開の方向性”等を確認し

倒産リスクや売掛金未回収を防ぐために行います。

企業間では大きな資金が動きます。
そしてその資金は一括で支払われることはほとんどなく
売掛金・買掛金(所謂ツケ)として計上することがほとんどです。

ちょっとずつ返してもらうケースもあれば決算前に掛け金返済をするケースもありますが、いずれも借金に近い状態になります。

そしてそのお金を回収できなくなることを
「焦げ付き(貸し倒れ)」といいます。

これを防ぐために
財務状況や事業展開を確認し、問題なければ契約するという形が
法人間では一般の流れのようです。

調査内容

まず大前提として、与信調査は断ることが出来ます。
実は強制ではないんですよね。。。

しかし断った場合、ほとんどの確率で取引先予定と契約は白紙になります。
なぜならその取引先予定が依頼しているからです。

与信調査を受けないということは、何かまずい状況なのか?
という印象を与えるので、結果的に調査を受けた方が良かったのに
なんて結果になりかねないです。

与信調査は極力断らないようにしましょう。

それでは

実際に調査を受けた内容を記載します。

まず某有名な与信調査会社が
「訪問」してきます。(与信調査って調べて一番最初に出てくる会社です)

そして必要書類として
決算書類(貸借対照表・損益計算書)を要求してきます。
※決算書類が無い設立当初の会社は事業計画書を要求してきます。

①決算書類についての質疑応答
決算書類を確認し赤字なのか黒字なのか
そして赤字の場合なら赤字の理由
黒字の場合なら黒字の理由を説明します。

次に資産や減価償却、掛け金の確認をします。

赤字の場合でも研究開発の資金に回していると
決算上は赤字に見えますが
未来への投資部分に該当しますので
そういった将来の資金に繋がる部分(資産も含める)を細かく確認し

財務状況を総合的に判断します。

②代表者の経歴や知識・経験・リーダーシップ性の確認

決算書類の確認をしたら
次は代表の経歴や、取引先の状況を確認します。

直近の就業履歴や、学歴・資格有無を確認し
事業に直結した知識を有しているのかを判断します。

基本的に面接形式で質問をされ

なぜ起業しようと思ったのか
会社員時代学んだこと等を質問されます。

③従業員の人数や経歴の確認
代表の経歴を確認したら続いて
従業員の人数、そして従業員の能力等を確認します。
こちらは深くは質問されず、どの部署に何人勤めていて
どういった人がまとめているのを確認します。

その中で何名かピックアップし少しだけ経歴等を掘り下げて質問されるような形です。

④取引先情報と借り入れ状況
会社内部の情報を確認した後は
続いて外部の情報確認をします。

取引先の会社名、状況、取引した理由を確認し
可能であれば取引先の財務状況も確認されます。

また、
他会社からの借り入れや
銀行からの借り入れ等が無いかを確認致します。

以上の内容を総合的に判断し評価点と信用程度をランク付けします。
以下点数配分

評価及び評定
業歴(1~5)
資本構成(0~12)
規模(2~19)
損益(0~10)
資金現況(0~20)
経営者(1~15)
企業活力(4~19)
加点要素(+1~+5)
減点要素(-1~-10)
合計100点

業歴:会社の年齢(創業何年か)
資本構成:自己資本の比率
規模:従業員や拠点数で算出
損益:決算書類を確認し、赤字・黒字で点数を算出
ただし、赤字でも研究開発等もあるので赤字でも低い点になるとは限らない
資金現況:現在保有しているキャッシュや資産を総合的に判断します
経営者:経営者の業務経験、知識、資格、ノウハウ、交友関係等を判断
企業活力:中長期的な経営戦略を総合的に判断
加点・減点要素:SDGsへの取り組み、労基署への通報回数等

上記を点数化した後に
信用程度といったランクが付きます。

評定
A(86~100)(化け物)
B(66~85)(一流企業)
C(51~65)(C以上は全体の2割も無いです)(倒産リスク少)
D(36~50)(平均値)
E(35以下)(倒産リスクあり)

このような形で与信調査はされます。

恐ろしいですねwww

あまり経験をすることはないと思いますが
知識としてあると
もしかしたら何かの役に立つかもしれませんので

頭の片隅にでも入れて貰えばと思います。


ちなみに弊社はDランクでした( 一一)


ここまで一読いただきましてありがとうございます。

それではまたよろしくお願い致します。

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