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課題読書会2023年終了

2023年の課題図書12冊読了!そして2024年へ・・という読書会主宰の朝話。

昨夜は2019年から毎月継続している課題図書読書会の2023年度最終回。アニー・エルノーの「ある女」の感想を参加者で共有したのですが。

作品自体を広げつつ、自由に(無責任に)脱線しがちな話(意識している部分でもありますが)。オフライン(配信されず、アーカイブも残らない)リアルな場「少人数で共有している」からこそ話せる「ここだけ話」を贅沢に楽しんでいた。

そして、昨年からはメタバースでの「持ち寄り読書会」(cluster読書会)も並行していたので準備作業が増えていたり、夏に体調を崩していたりと割と今年は大変だったのですが。とにもかくも無事に終了できて安堵もしているわけですが。

「ギルガメッシュ叙事詩」「くるみ割り人形とねずみの王様」「赤と黒」「代書人バートルビー」「感情教育」「デミアン」「暗夜行路」「放浪記」「楡家の人びと」「さようなら、ギャングたち」「樹齢譚」そして「ある女」

しかし「今年は何人かで決めた」課題図書のラインナップを振り返り、なかなか良かったのではないか?と自画自賛している。

うん。本に優劣はなく、どんなジャンルの作品もそれぞれに素晴らしいと思います。また本自体、別に読んでも読まなくても別に構わないと「私は」思っています。(「学び」の効率だけを考えるならyoutubeでも良いとも思う)

ただ、個人的に「私は」過去から現在へと本と本を通して「知識が次々と繋がっていく」そんな感覚、強烈な知的快感に随分と味をしめてしまっていることから。「古典」さらには正解が読み手に委ねられていることで「小説」が大好物で。

来年も、そんな2019年からの流れを引き継いで。良い選書、ラインナップを決めれたらいいな。と、早くも2024年の1年間、12冊の"メメントモリ"『死の瞬間に後悔しない』課題図書を考え始めている朝。

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