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京都ヨル会議

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再開発の進む「京都駅周辺の記録保存」そして「広く京都魅力の発信」を、京都在住の有無や、京都への関わり度合いに関係なく行なっていく「京都ヨル会議」のマガジンです。こちらではイベント… もっと読む
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記事一覧

シャーロック・ホームズの凱旋

"どんなプロフェッショナルにも、失敗があり、挫折があり、不遇の時代がある(中略)それは名探…

「牛丼の夜」(創作、オートフィクション)

「こんな時間に女性一人で吉野家ですか」 「月を長くね。つい眺めてしまって」 ⁡ 大型連休の…

はらへりあらたの京都めし 2

"京都市内から離れた北の方 山の上の美術大学に通う 食いしん坊が冬眠前の準備をしています"20…

京都祇園もも吉庵のあまから帖

"『頑張る』というんはなぁ、『我を張る』つまり自分一人の頑張り、独りよがりのことやなぁ。…

古都こと -チヒロのこと-3

"片想いが 恋愛の全てだと思いました。結ばれても 結ばれなくても 一人の時に 相手を想うもの…

はらへりあらたの京都めし 1

"京都市内から離れた北の方...山の上の美術大学に通う 食いしん坊がおりました"2014年発刊の本…

京都について

京都は(私みたいな)”こじらせた人に寛容な”『風景都市』かもしれないな。知らないけど話。 以前、大阪は”弱者、敗者に優しい”深層的には『宗教都市』だと書いたわけですが。では、今住んでいる京都は?っと。祇園祭で至る所から、コントチキチーという鐘の音や、ピーヒョロリーと笛の音が響く中で考えていたのですが。浮かんだのは【子供から老人まで】中二病というかレイヤーさん(市長もコスプレしてるし)というか”こじらせた人”が集まった『風景都市』かなあと。 と、そんな事を書くと。とかく様々

不便益のススメ

"本書では『なんでも便利なほうがいいに決まってる』と言う時の『決まってる』を疑うと楽しい…

任天堂 "驚き"を生む方程式

"独創的で柔軟であること。これはある意味、任天堂の社是ですから(中略)それから、人に喜ばれ…

青春の逆説

"『これが青春なんだ。汚いところに美しいものを見つけるのが本当の青春なんだ』"1941年発刊、…

枕草子

"春は、曙。やうやう白くなりゆく、山際少し明かりて、紫立ちたる雲の細くたなびきたる。"2001…

横井軍平ゲーム館 『世界の任天堂』を築いた発想力

"つまり枯れた技術を水平に考えていく。垂直に考えたら、電卓、電卓のまま終わってしまう。そ…

京洛の森のアリス

"はっきりと分かったのだ。ここは違う世界だと(中略)『京都じゃなくて....京洛の森』"2018年発…

となりのしかたさん

"移住者の目で見た『綾部あるある』を4コマ漫画にしてみたら面白いかも、という思いつきから始まった連鎖が『となりのしかたさん』です"2022年発刊の本書は京都のローカルメディア『あやべ市民新聞』連載4コマ50話に雑談風解説を加えてまとめた一冊。 ⁡ 個人的には綾部市を訪れたことがあることから興味を持って手にとりました。 ⁡ さて、そんな本書は綾部市では"20人に1人以上はいると思われる"一番多い姓"『四方』家族。中でもずっと綾部在住の農家『しかた・たかし』その妻の『しかた・みそ