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昔話に学ぶ《よ》

「てぶくろ」という絵本をご存じかね

可愛い可愛いイラストの絵本なんだけど

きっと

きっときっと

本屋さんや

図書館なんかで

一度は見たことあると思う

実はウクライナの民話なんだとさ

知ってた?


ウクライナのお話

ウクライナ

そう。

今、話題だよね。

ロシアとウクライナ

実はロシアのお話も有名なのよ

大きなかぶ

あれはロシアの民話なのよ

今回はてぶくろ

まぁ聞いてってよ

内容は以下…


雪が降り積もる森の中、

こいぬと一緒に、

寒い冬の森にやってきたおじいさん。

おじいさんは、

歩いているうちに

「てぶくろ」を落としてしまいます。

てぶくろを落としたことに気づかず、

おじいさんが歩いていってしまった後…

そこに、ねずみがやってきます。

名前は「くいしんぼねずみ」

すてきなてぶくろをみつけた

くいしんぼねずみは、

このてぶくろで暮らすことにします。

てぶくろをお家にして、

中に入っていると、

そこにかえるがやってきます。

かえるの名前は「ぴょんぴょんがえる」

すてきなてぶくろのお家をみた

ぴょんぴょんがえるは、

くいしんぼねずみに、

「てぶくろに入れて」

とお願いします。

さて、2匹になったてぶくろ。

そこにやってきたのは、うさぎ。

うさぎの名前は「はやあしうさぎ」

はやあしうさぎも、

てぶくろにいれてもらいます。

てぶくろの中には、もう3匹。

次にやってきたのは、きつね。

きつねの名前は「おしゃれぎつね」

おしゃれぎつねも、

てぶくろにいれてもらいます。

だんだん、せまくなってきたてぶくろ。

てぶくろのなかには、もう4匹です。

次にやってきたのは、おおかみ。

おおかみの名前は「はいいろおおかみ」

はいいろおおかみも、

なんとかてぶくろに入れてもらいます。

さすがに定員オーバーのてぶくろ。

中にはもう5匹です。

そしてやってきたのは、

なんといのしし。

いのししの名前は「きばもちいのしし」です。

きばもちいのししも、

「入れてほしい」と言うのですが…

一度は断られるものの、頑張って入ります。

そして、追い打ちをかけるがごとく、

6匹が入るてぶくろにやってきたのは、

おおきなくま。

くまの名前は「のっそりぐま」

くまもいれてくれとお願いします。

そしててぶくろに頑張って入り、

今にもてぶくろははち切れそうです。

さて、その頃、

てぶくろがない事に気づいたおじいさんは、

道を引き返します。

子犬が先にかけていくと…

なんと、てぶくろがむくむくと、動いています。

こいぬは、「わんわんわん!」と吠えたてると、

動物たちは

み~んなビックリして、

アチコチに逃げていました。

そして、

おじいさんは、てぶくろを拾ったのです。

おしまい…


ハァ…素敵

なんてファンタジー

そもそも手袋にウサギ以降入るのかね

そんな話は置いといて

it's fantasy


「入れて」からの

「いいよ」の流れが

繰り返されるあたりは

子ども向けだなぁと感じますし

出てくる動物たちが

可愛いこと可愛いこと

「いれて」は相談であって

打診や確認ではない

入れてもらう前提で聞いてくる奴いるよね

ギブアンドテイクの世の中で

テイクのみをゴリ押ししてくるのは

傲慢で浅はか

当たり前のようで、

当たり前なんてことはひとつもない。

当たり前は

他者の気持ちや配慮の上に成り立つ

何でもかんでもyesではないし

思い通りになることなんてない

くれくれ人間であり続ける限り

他者の言動にイライラし

他者との比較で僻み妬むこと

ヒトの汚れた部分は拭えないかと

物事は何もなくても進行して

時は経っている

時が経っていれば

自分に関係なくとも

何かしらは起きている

だからこそ

得るのではなく

与える

関わる

寄り添う

そういう思いやりや配慮を忘れてはいけない

きっと日々生きている

暮らしているのは

誰かの犠牲で成り立つもの

日々感謝

ありがとうの気持ちで

全てのものに対面すべきだなぁと

思う今日この頃でした。


もうすぐ春ですか

春はどこですか

暖かい季節に早くなって欲しいものです

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サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!