無題

生きてることが辛いなら
いっそ小さく死ねばいい
恋人と親は悲しむが
三日と経てば元通り
気が付きゃみんな年取って
同じとこに行くのだから

生きてることが辛いなら
わめき散らして泣けばいい
その内夜は明けちゃって
疲れて眠りに就くだろう
夜に泣くのは赤ん坊
だけって決まりはないんだし

生きてることが辛いなら
悲しみをとくと見るがいい
悲しみはいつか一片の
お花みたいに咲くという
そっと伸ばした両の手で
摘み取るんじゃなく守るといい

何にもないとこから
何にもないとこへと
何にもなかったかのように
巡る生命だから

生きてることが辛いなら
嫌になるまで生きるがいい
歴史は小さなブランコで
宇宙は小さな水飲み場
生きてることが辛いなら
くたばる喜びとっておけ

大好きな歌 森山先生の歌

なんて繊細で、なんて鋭利で、なんて力強い

人間の感情なんてこんなもん。色々考えるし、頭の中や胸の内に色々抱えていても他人から見れば関係ない。そんなもん。しんどい辛いも含めて、ひとりのヒトの感情なんてちっぽけなもん。であれば、であるからこそ争えばよい。満足いくまで納得いくまでやり続けてみたらよい。

大事なのはダメだったら辞めてもいい。嫌になったら辞めてもいい。それで追い詰められる必要はないってこと。その優しい世界観。優しさに救われる。

人は皆平等。僕らは平和主義な日本人なんだ。

作詞された御徒町凧先生さすがです。

表現力豊かなヒトにとって情報ツールはテレビやネット、書籍だけではない。楽曲、歌詞、MVも映像や写真、造形、絵画等も時にハッとさせられるものがある。そんなものも解釈の部分含めてお伝え出来ればと思う。

サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!