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ポストフェイク

https://youtu.be/Krg03-izz7g

M Vが公開になった。映像制作をかじっていると周囲に伝えた瞬間、監督は自動的に自分になった。ぜひご覧いただきたい。

このタイトルをつけておきながら、僕はポスト〇〇という言葉自体はあまり好きではない。ただ時代やジャンルを「区切る」効用しかなくて、具体性に欠けるからである。もちろんその言葉に追いつけ追い越せと色々な人たちがああだこうだ具体的なことを考えるのだが。

真実が1つだと思われていた時代の雲行きは怪しくなり、「フェイク」という言葉が流布し、情報過多は日常を生きていてもそこはかとなく感じる時代になった。
このポストトゥルースの時代に対して我々は後手に回りすぎているのでは?
という疑問の出発点からこの曲は生まれた。

僕はかなりの感覚派だ。だから理論派の方々からしたら軽薄なのかもしれないが、生活者としての危機感や疑問を歌にするという作業を止めることができようか。いやむしろやめてはいけないのだと思う。

ポストフェイクと名付けたからには、ちゃんと曲中でそれなりに具体的に、その意味について言及はしたつもりだ。
それについて詳しく書くことは敢えてしない。ただ簡潔にまとめるなら
「受け流すのではなく、捌く」という我々の姿勢の変化ということなのかもしれない。

さてMVだが、これもまた「受け流すのではなく、捌く」という姿勢で楽しんでMVという情報の羅列をご覧いただきたい。

この文章が気に入っていただければ、ぜひ。 創作活動(執筆・音楽)のために、使わせていただき、それをまたみなさまにお披露目できればと思っています。