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アジア駐在員景況感調査:インド

オフィスでは、2社の英字新聞が毎日届くようになっているけれど、これが1か月も休暇を取ることになると大量の山となる。

「わーーーーー!」

とか思うけれどね。でもこれが、インドの2大新聞「The Hindu」「Times of India」で、国内政治、国際政治、経済、環境・・・以上に、文化、イベント、哲学、ヨガ、メディテーション、アート、ファッション、デザインのページがカラフルに取り上げられているのもまた面白くて、隅々まで読むのさ、数時間かけて。

で、新聞以外にも、日本語でのニュースも読むけれど。

アジア在住の日本人駐在員アンケート「2024年のアジアで最も有望な投資先はどこだと思いますか?」の回答で、インドが圧倒的に多くて、かつ景気上昇と回答した方々の割合も一番大きい。この「勢い」「景気上昇」というものは、なかなか、当地にいないと感じられないものがあるわけですが、日本人駐在員だけじゃなく、これはインド人も同様、めっちゃ自信満々にインドの海外からの熱い視線を常に語る。これからはインドの時代だ、と。

その分、物価上昇や家賃高騰が私達を襲っているなかで(?)、たぶん、もっと深刻なのは、この「有望投資先アジア1位」のインドの勢いやスピードを日本国内の本社、本部が、正確に把握ができておらず、現地職員の給与・賞与や、権限委譲等に反映できていないことのような気もします。インドは、先端技術、科学分野の優秀な人材も非常に多いですが、その上、英語も日本語もできる人材なんて、むしろ駐在員以上の給与与えては?(極端だけど)と思うほど。

そんな勢いのインドではあるけれど、企業の方々に聞いていると、日本人の方々でも「20代30代の若手・中堅社員には、病んですぐに帰国している社員もいる」とのことで、それはもはやマッチングの世界としか言いようが無いというか、インドが合わなかったというよりも、もしかしたら、少人数体制で他の日本人社員と合わなかった、とも考えられるよなぁ〜

・・・とかいろいろ考えながら、とりあえず新聞の速読と趣味の切り抜き&ノート作りが終わる。

ただ、私にとって、ひとつ言えることは、この勢い・スケール・人々の環境の中に自分の身を置けることが、何よりもエキサイティングだ、ということ。

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