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リゾートホテルに飾るお花を買いにベトナム・メコンデルタのドンタップ省にあるSa Đécへ

ひょんなことから新しい出会いが別の新しい出会いを繋げてくれて、ここカントーでホテルを経営されているベトナム人オーナーと社員の方々と、新しいホテルに飾るお花を一緒に購入しに出かけることに。

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街中にある現在のホテルの客室。

この方々とは、昨晩誘われたご自宅の食事会で初対面。同じ観光・マーケティングという仕事柄、すごく意気投合し、今日の話に。このスピード感に驚くが、「面白そう」という好奇心でいつも即答。

オーナーは、カントーの病院でCTO(最高技術責任者)として勤務する傍ら、ホテル経営にも関わる方で、人柄も素敵。日本の建築やデザインが好きで、ご自宅も日本風にデザインされている。

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もう一名、このオーナーの右腕ともいわれる30代の男性は、小物やカバン、照明のデザイン、制作をされていて、作られた商品はすべてホテルで販売されている。カバンの話をしていたら、「これ、プレゼント」と手作りのカバンをいただくことに。さっそく愛用!

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そして、ホテルの受付でも働いているベトナム人の新しい友人こそ、みんなを繋げてくれた人で、たくましい女性。会った瞬間、昔から知っているような感覚になり、おいしい食事を作ってくれた。

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この3人は、もう9年ほどの仲間だという。ベトナム人の友人は、もともとカフェをオープンしていたが、ビジネス面でうまくいかず2年ほどでお店を閉めて、その後仲間の経営するホテルで働くことに。彼女が言ったことで、すごく心に残っていることは

「私は、この2人の友人に出会えて本当に幸せ。日々、2人から新しいことを学んでいる。」

と、本人たちの前で私に紹介してくれたこと。2人はもちろん嬉しかっただろうし、私も3人の仲の良さが伝わってきて一緒にいれて嬉しかった。

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Sa Đécは、カントー市内から車で1時間ほどの場所にある別名「花の町」として知られる場所。昔はメコンデルタの中でも商業が盛んで大きな都市だったという。今でも、近くを流れる川が生活や商業の拠点となっており、植木に使う肥料や砂もボートで運ばれていた。

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まずは、お寺へ。なんと、こちらは訪れた日の午後2時と午後4時に瞑想の時間があり、その前に全て無料でランチを提供していただいた。

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お寺や神社でご飯を食べる感覚・・・初めて。本当にベトナム人は食と共に生きているなぁと思った。当たり前なんだけど、どこでも美味しい家庭料理が食べられることは幸せ。

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10分程前に、「マンゴーが食べたい!」って言ってたら、まさかのマンゴーが!!

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その後、お目当ての花たちを探しに車を走らす。街中に、お花屋さんが連なる。

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「マミは、私たちの友達に似ている」

そうふと言われたのが嬉しかった。そのベトナム人の女性は、今、オーストラリアで観光業を学んでいるらしい。

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車窓から見える田舎の町並み、フルーツジャングル、様々な花たち、この3週間のカントー生活を思い出しながら、また将来に対する様々な思いを回想しながら、見慣れた光景に戻ってきた。

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この日々に、感謝。

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