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【Day43】ベトナム63省バイク旅(Hà Giang省編)猫好きに、悪い人はいない

この日の朝、日本人の方とベトナム人の方を繋げたくて、近所のカフェへ。ベトナム人の方は、ハザン省の街でバイクレンタルとホステル経営をされている方で、ずっと前に日本人の方とちらっと会ったようなのだけれど、ほとんど話す機会が無かったとのこと。

「繋げること」これは、ずっと前から、私にとって好きな行動な気がする。

Cafe @ Golden Jungle Homestay

ベトナム語を中心に、日本語と英語まじりで話す3人の会話は、どこか不思議な感覚で、私としても数少ないベトナム語を話す日本人の方と話せるのは、とても貴重な経験だった。「言語が話せる」状態になるまでって、あらゆる紆余曲折を得て、それでも諦めない、何か強い意志があったからこそできるもので、それは、その国に対する愛なのかもしれないし、人への愛なのかもしれない。とにかく、そこの境地まで行った人々と出会えることだけでも素晴らしいのだ。

その後、またドンバンの街へ戻る、という日本人の方を見送り、私とベトナム人の方は、ハザンの街から、バイクで15分程の場所にあるタイ族の村へ。

ベトナム人の方は、経営者でもありながら、ドイツ企業でもオンラインで働いていて、数か月後に初めてドイツ出張を予定しているとのこと。初のヨーロッパ訪問。ベトナム人で、すごいなと思うのは、こういう目の前にあることと、外を同時に見ている視野。当然ながら、そうするしかない経済状況もあるかもしれないけれど、それを可能とさせるのもスゴイのだ。

ホテルや宿を経営している人々は、みんなzaloやwhatsappで連絡するけれど、いつもとても迅速に対応してくれる。それは、ずっとホテルにスタッフがいてメールで返信する日本とは、とても大きな差があるのだ。


タイ族の家々は高床式
どこからともなく現れる猫

ベトナムでは、どこにでも猫がいて、とても人懐こい猫はずっとついて来る。恥ずかしがり屋の子たちは、ずっとある程度の距離感を保っているものの、ずっとこっちを見ている。

猫好きな人に、悪い人はいない。

そして、ハザンの街へ戻った後に、カフェへ。

Vu Gia Cafe 479(チョコレートは、イタリアの子にもらったもの)

こういう、窓枠全体に緑が見える風景って素敵。そして、どこかハワイを思い出させる柄。ソファーも居心地よくて、ここで、数時間ゆっくりとした時間を過ごす。

あー、結局、すごく長い間滞在していたな。ハザン省。

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