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India Times

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धन्यवाद!நன்றி!നന്ദി!インド哲学、南インドの言語、映画、文学、舞踊、芸術などの記録
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#文化

インド気まぐれ旅③:歴史散歩とガンディーとG20のアーメダバード

アーメダバード(Ahmedabad:Ahmedの町、という意味)。最初にこの都市の名前を聞いたとき、インドの地図をまず見た。グジャラート州か。チェンナイからフライトで2時間15分。ムンバイをも越える。 ・アーメダバード歴史都市 ・都市としての世界遺産登録はインド初 ・グジャラート州はガンディー生誕の場所 ・アーメダバードはインド独立運動の思想の街 ・現モディ首相の出身州でもある ・インド高速鉄道計画の最初のルート(ムンバイ~アーメダバード) どこの地域にも、物語と見どころ

「余白」への感受性:インド・チェンナイのアート展覧会への招待『WHITE Emptiness as Limitless Potential』

「日本のグラフィックデザイナーである、原研哉氏の著書『白』に影響を受けたデザイナーがいるから、個展を見に来てほしい」という連絡があった。その方はアート・コレクターの方で、以前別の展覧会でお会いしていた。 原研哉氏に影響を受けたというそのデザイナーさんは、現在14人の若い芸術家のメンターでもあるのだそうだ。 海外で、かつ文化に関わる者として、日本の文化や美学をより深く理解して、それを自らの芸術や精神、哲学として広めようとされている現地の方々の存在は非常に重要である。原研哉氏

ボリウッド映画だけじゃない、インドを舞台にしたオススメ映画12選(英語・ヒンディー語・タミル語・マラヤーラム語)

インド映画と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。日本でも人気となった、実話を元にした『スラムドック・ミリオネア』や、逞しく生きるハートフルコメディ『3 idiots』を思い出す人も多いかもしれない。実際、私自身、インド映画=ボリウッド(Bollywood)映画みたいに思っていた。ボリウッド映画といえば、長時間(最低3時間半)、歌とダンス、そして上記2映画を思い出していたけれど、インド人の友人たち曰く、そうではないらしい。 ボリウッド映画とは、インドのムンバイで作られた