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India Times

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#タミル語

ボリウッド映画だけじゃない、インドを舞台にしたオススメ映画12選(英語・ヒンディー語・タミル語・マラヤーラム語)

インド映画と聞いて、あなたは何を思い浮かべるだろうか。日本でも人気となった、実話を元にした『スラムドック・ミリオネア』や、逞しく生きるハートフルコメディ『3 idiots』を思い出す人も多いかもしれない。実際、私自身、インド映画=ボリウッド(Bollywood)映画みたいに思っていた。ボリウッド映画といえば、長時間(最低3時間半)、歌とダンス、そして上記2映画を思い出していたけれど、インド人の友人たち曰く、そうではないらしい。 ボリウッド映画とは、インドのムンバイで作られた

インドのヒンディー語と、ときどきタミル語と、たまにマラヤラーム語

インドのデリー出身の友人に、リシケシュのヨガで出会い、帰国前にデリーで再会した。友人はとても強かで、反骨精神と意志の強い、とても潔いインドの女性だった。そして、いつも会話がどこか哲学的で、別れ際にもらったプレゼントのノートに、メッセージが書かれていた。 "Calm like a river and fierce like a fire, Keep shining." 川のように穏やかに、炎のように激しく、輝き続けて。 インドとの出会いは、遡ること約10年前。当時、ムンバイ

7000㎞離れたタミル語と日本語の旅路【本:日本語の起源、日本語の源流を求めて】

以前、インドで話される言語のうち、ヒンディー語とタミル語とマラヤラーム語を少しまとめていた。 今回は、タミル語が話される南インド、タミルナドゥ州在住の日本人の方に借りた、大野先生の本2冊『日本語の起源』『日本語の源流を求めて』を読んで、タミル語から見る日本語の起源について、歴史を振り返ってみたいと思う。 「皆が普段使っている言葉がよくわかっているかどうかが、とても大事」 言葉を厳密にとらえようとする姿勢 「これからの時代は自分をはっきり相手に伝えなくちゃ」 『日本語の