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【入社理由】なぜ?と聞かれたら「運命」としか言えないです

「どこも私の行くべき会社じゃない。」
大学3年生の私は削りたての鉛筆のように尖っていて、偉そうに就職活動をしてました。

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こんにちは。
古田裕香(ふるたゆか)です。現在は、新卒1期生で入社した株式会社WAKUWAKUというスタートアップで新卒採用担当をしています。

今日は、なぜ、私がWAKUWAKUに入社したのかを話したいと思います。
嬉しいことに、新卒採用をしていると学生さんがよく聴いてくださるので、改めてまとめてみたいと思います。
※入社当時は、旧社名:和久環組(読み方:わくわく)ですが分かりやすいようにWAKUWAKUで書きます

◆WAKUWAKUに出会うまでの話
◆WAKUWAKUに出会ってからの話
◆WAKUWAKUに覚悟を決めた時の話

◆WAKUWAKUに出会うまでの話

この話はまた書きたいなと思いますが、大学生の時は、自己紹介にも書いた自分らしさとは?私が人と違うことってなに?ということを見つけたくて、誰もやってなかったという理由で、通信回線の訪問販売をする学生営業組織で営業と人事をしてました。

計3年ぐらい在籍してましたが、一日12時間自転車で街を走ってピンポンを押す生活をこんなに続けている女子が私しかいなかったので、頑張っている自負もありましたし、きっと調子に乗ってました。

大学3年生の秋に初めて、大手広告会社の営業体験インターンに参加して最優秀賞とMVPをいただきました。

評価してくださることが嬉しい気持ちもありましたが、営業組織ではすごい先輩が全国に山のようにいたので、今の自分ではいけないことも分かってました。何にも突き抜けられていない自分が嫌で、改めて自分って何がしたいんだろう?何が好きなんだろう?を考えました。

そこで見つけたのが「家」。自分の家でした。

営業組織にいる時の自分は、人生の中でもイキイキしていたなと振り返って思いました。ただ、訪問販売は体力的にも辛く、結果が出ずしんどい毎日が続きます。そんな時、明日の活力をくれたのが「家」でした。
家は私の心の拠り所で、私は挑戦する勇気をもらっていました。

「自分らしくイキイキ生きる」ためには、「心の拠り所」が必要なんだ!私は「心の拠り所」を提供できる仕事がしたい!と思いました。


そこからの就職活動では「家」をキーワードに、ハウスメーカーや住宅設備機器メーカー、不動産、家具メーカーなどを見ていきました。

ただ、企業説明会に行っても、OB訪問をしても、出てくる話は会社の規模や売上高、やりがいは目標売上達成、そのあと入ってくるインセンティブ。目標は、シェア No.1になる!打倒競合!。

正直かなりがっかりでした。
そんなことのために、私は自分の人生を掛けて頑張れないと思いました。
大阪や東京まで説明会へ行っても、選考会を断って一人だけ先に会場を出た日もありました。

私はもっと生き生き生きている人を増やしたい!と思ってて、その手段として「家」を提供したいのに、、。


この業界は、私とは目的が違うのかも、、、。
そう思ってからは、他の手段で「自分らしくイキイキ生きる」にアプローチしている会社を探して、広告や教育や人材系の会社も見たりしました。


◆WAKUWAKUに出会ってからの話

正直、運命でした。


東京のベンチャー企業に就職した先輩から、「和久環組(旧社名、読み方:ワクワク)っていう会社の社長が、ふるちゃんと同じようなことを言ってるよ」と連絡をもらいました。

怪しい社名に戸惑いましたが、すぐにHPを見に行って衝撃を受けました。

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見つけた。
ここしかない。と思いました。

「世界中の人々をワクワクさせる」ための手段として、中古+リノベーションという自分らしさを「住」に取り入れる事業に取り組んでいるという、代表の鎌田さんのメッセージに心から感動しました。

私の考えていた目的と手段の考え方がピタッ!と一致した音がしました。運命を感じました。

当時リクルートページは無く、私はお客様用の問い合わせフォームから新卒採用していませんか?と連絡をして、WAKUWAKUの1期生として選考を受けることが決まりました。
※ちょうど新卒採用を始めるタイミングだったとのことで、私は本当に運がいい


会社の事業内容は社会の変化によって変わる、一緒に働く人もいずれ変わる。変わらないものは、目的。なぜ、その会社は存在しているのか?なんのために存在しているのか?
私の「自分らしくイキイキ生きる人を増やしたい」という目的と、WAKUWAKUの目指す「世界中の人々をワクワクさせる」という世界が私には同じ方向に見えました。


◆WAKUWAKUに覚悟を決めた時の話

『君の弱みは、謙虚さがないことだと思うよ』


代表面接で鎌田さんに言われました。
心臓を一突きされたような気持ちでした。

絶対に入りたい会社、やっと見つけた運命の会社、強い自分でいないと、突き抜けている自分でいないと、絶対に負けるもんか!と戦争にでも挑む勢いで話していた矢先、鎌田さんは真っ直ぐ私の目を見てそう言いました。

「謙虚さ」なんて考えたことなかった私が、誰にも言われたくないけどずっと誰かに言われたかった言葉を掛けてくださったように感じて、瀕死の状態で最後の力を振り絞って「ありがとうございます」と伝えました。

続けて、鎌田さんはこう言いました。

今のままの古田でも好きになってくれる人はいると思う、ただ、WAKUWAKUは全方位の人にワクワクを、世界中のあらゆる人に影響を与える会社でないといけない。もし、古田が今のままでいいと思っているのであれば、WAKUWAKUじゃなくてもいいと思うよ。

嫌だ。今のままじゃ、嫌だ。
私は変わりたい。そう伝えて、面接は終了しました。

横浜から岐阜に帰る新幹線で「謙虚さ」について勉強しました。帰ってからもあらゆる本で謙虚さについての記述を見つけては、メモしました。

「謙虚さがない時は、自分が一生懸命になれていない時」だという答えに辿り着きました。

今の自分のできる範囲を超えて、何かに向かって一生懸命になっている時、自分と出会ったあらゆる人やあらゆる状況から学ぼうとし、周りに感謝できるようになる。

私が、尖っていたのは、自分を越えようと一生懸命になっていたのではなく、自分の弱さを隠そうと一生懸命になっていたからだと気付きました。

その後、電話で面接合格の連絡をもらいました。

内定をいただけるまで、同業界の他社も受けました。目的と手段に共感できる会社もいくつか見つけました。社長室で働いて欲しいとも言われました。
エージェントさんは一切使ってませんでしたが、話す機会があり、和久環組は当時3期目のスタートアップで「危ないからやめときな」と言われたこともありました。

ただ一度も鎌田さんと話した時のように、私の弱みに向き合う機会には出会えませんでした。


この会社になら、騙されてもいい。
そう思ってWAKUWAKUという環境に飛び込む覚悟を決めました。


#おまけ

私は、WAKUWAKUにしか内定をもらっていません。

大学3年生の夏から就活を初めて、WAKUWAKUに内定をもらったのは大学4年生の5月です。
内定をもらう数や、時期で自分の人生に優劣は全くつきません。
大切なのは、覚悟を決めること。
覚悟を決めるための材料集めは妥協しないでください。

覚悟を決めた私が、1期生として飛び込んだ後の話は、また次の回でお話できればと思います。

今後ともよろしくお願いします!

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