ラヴ・ミー・ドゥー!!の大・大・遅刻!!感想

前書き

この記事は2021年2月19日〜3月14日の期間に東京・愛知・大阪で公演された梅棒 11th STAGE「ラヴ・ミー・ドゥー!!」についての感想となります。観劇してから1ヶ月以上経っての感想となりますので、うろ覚えがすぎるところ多々ありますが、ご愛嬌ということでここは一つ。

前説から心中穏やかではいられない

梅棒さんの公演は前説からストーリーが始まっています。
今回の前説(?)担当はヤマダ(演:櫻井竜彦)。今作は3rd STAGE「男なら、やってやれ‼」の数年後を描いてますが、ヤマダさんはその主要キャラです。そのため、前作とのつながりやストーリーへの導入、”ぷらちな娘。”についての説明を担当されていました。
ぷらちな娘。は作中だけでなく梅棒ファンの間でも語り継がれる伝説のアイドルです。今回それを見ることが出来て、あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^~(古)状態でした。もし許されるならペンライト振りたかった。
蛇足ですが、縄跳びダンスをサビ入るたびに踊るヤマダさんへ向けて、毎回拍手していた観客の一人は私です。

衝撃!!とぅんくさんのノーズシャドウとJさんの神の左手

いや、J・I・パーク(伊藤今人)から笑撃はありましたが。

ぷらちな娘。の解散ニュースから、主役である幼馴染3人の出会いといざこざ、そしてOPまで一気に行きます。

オタク気質のメグル(演:多和田任益)と喧嘩っ早い丈(演:押田岳)はキャラクターが全然違いますが、何故か仲良し。
妄想ですが、きっと幼稚園とか幼少期からの幼馴染なのではないかなと思います。自我が形成されていくなかで、方向性の違いが出たのではないかなと。妄想ですが。

裄村(演:野田裕貴)初見の感想
→「おっ、すいーつさん今回ヒール役?」

そんな二人が出会ったのがマリ(演:新垣里沙)です。ぷらちな娘。のファンであったマリちゃんと、同じくファンだったメデルが意気投合するところから、この3人の物語が動き出していきます。
ここで再び妄想。この時すでに、丈くんはマリちゃんのことを好きなのではないかと考えます。最初はマリちゃんの明るさに戸惑っている感じでしたが、怪我を心配されたときの表情などは明らかに…と思います。それなのにメデルがマリちゃんのことを好きだと思っているので、あまり自分からいかないんですよね。メデルも淡い憧れはあったと思うのですが、それが恋心だったのかは個人的に「うーん?」という思いです。メグルにとってマリちゃんは、ぷらちな娘。解散で心にできた隙間を埋めてくれた新しい推しという側面が強いと思います。ええ、妄想ですが。

そして、3人はあることをきっかけに離れ離れに。

思い出のタオルを胸に抱え、悔やむメデルくんに掛かる影。そして流れる「魂の色は 何色ですか」ですよ。もうこの瞬間、曲も相まってメデルくんが某黒の剣士かと思いましたね。ね!!
さて、梅棒さんの公演をご覧になった方はご存知だと思いますが、梅棒さんはこのOPだけ集めた映像集出しても売れるってくらいカッチョいいんですよ。今作も大変かっこよかった。もうあのOPで細胞が活性化されて、多分健康にもいい。多分。曲の最後、後ろ姿で締めるのが大変好きです。
客演さんの魅せ方も大変良く、OPでは各々が得意なジャンルで踊ってくれるので、あれは絶対ファンが喜ぶ。

そして見出しにある通り、OPの個人的瞬間最大風速を記録したのは神の左手です。まず、衽沢(演:J)のビジュアルがハチャメチャにいい。今作でJさんに落ちた人は多かったのではないでしょうか?もうね、あの「ポーン」のときの左手ですよ。あれに落ちないわけにはいかなかった。
「かっこよすぎて笑っちゃってテンションあがるので必ず袖から見てる」のも頷けます。かっこよすぎて初見時は意味わからんかったです(?)

MaRiAnnaの結成まで

かっこよすぎたOPからとぅんくさん(演:天野一輝)のプロフェッ◯ョナルパロディから再開。今作は映像ネタ多めだったように感じます。

M5で出てくる正井(演:塩野拓矢)が最初のうち塩野さんだと気づかず。意外な役どころだなと思いました。
そして、立派なオタクに育ったメグルくん。あんなにスタイルいい人が、チェック柄のネルシャツを着るわけない(偏見)。足が長えのなんのって。
折木(演:涼宮あつき)も加わったオタク3人はオタクの殿堂へ。その途中出てくるチンピラコンビの前身頃(演:鶴野輝一)と後身頃(演:遠山昌司)に言及しないわけにはいかないでしょう。ファンの間では梅棒のシンメと言ったらこの二人。まさかセット売りしてくるとは思いませんでした。

ヤマダさんは布教に余念がないタイプのオタクなのか、CDを2枚もくれたしライブ会場まで連れて行ってくれます。しかし、あの日から会っていない幼馴染との再会フラグにそれどころじゃないメグルくん。
メグルくんがマリちゃんにばれないようにしているところに、とても好感が持てます。リアルでは、昔の同級生とかが下心持って近づいてくることもあるらしいので……。
あと、マリちゃんがイベント会場に現場入りする時に騒いでいたキッズちゃんたちが可愛かったですね。すいーつさんまだキッズ役いけるな……と思いましたが、前回の公演はほぼずっと小学生役でしたね。

再び登場の丈くんに絡む前後チンピラコンビですが、後身頃がゴミ箱を蹴飛ばすシーンがありました。その蹴飛ばしたゴミ箱が前身頃の足に当たるのが正しい流れだと思いますが、一度かすってさえいない回があって、リアクション取りづらそうだった前身頃さんがかわいそおもしろでした。
Jrさん(演:楢木和也)もM3からの再登場でしたが、M7からお顔にタトゥーが入ってました。ウチパパのときみたいに何か文字になっているかと思ってよく目を凝らしましたが、普通にかっこいいタトゥーでしたね。足臭い設定はごはんつぶ向けのネタだと確信してます。
歌詞の「あーげときましょっか!」に合わせて変顔してる丈くん良かったです。梅棒に出る若手俳優さんは変顔しなければいけない宿命でもあるのか。それにしてもM7の曲は一体いつから決められていたのでしょう?ストーリーが先か、曲が先か。そのくらいハマってましたね。

オーディションのスタッフさんがノリノリなところが最高でした。あの二人主役で5〜6分くらいのダンスナンバーほしい。
あと地味に楽しみだったのはとぅんくさんが椅子でシャーってするところ。

MaRiAnna初ステからWiCアジア予選まで

M9は物語が動きすぎなんですよ!!
マリちゃんとメグルくんの再会シーンで、はり子ちゃん(演:YOU)がめちゃくちゃ複雑そうな、羨ましそうな顔をしていて「あっ、この人本気で推してるんだな」って思いました。推しが他のファンのこと特別視してるような場面に遭遇したら、そりゃあお察しください。でも、マリちゃんとメグルくんの再会がすごく幸せそうで良かったなと思います。
ここできちんと折木くんはリアちゃん(演:鎮西寿々歌)に、正井はアンナちゃん(演:野元空)に落ちてましたね。気持ちの良い落ち方でした。
そして、とぅんくさん拉致して袖にはけていく時、しれっとムーンウォークしているJさん。格好良い。

はり子ちゃんと後身頃くんは公式です。

M11が辛すぎたので、M12でレイナさん(演:池田遼)が出てくるたびに「待ってましたあああああ!!」と脳内大騒ぎしてました。でもM11の雰囲気は好きです。傘の演出好き…。

M13で確信したのは、梅棒さんが次のシンメ枠に気づいたことです。

M14とM15の感想?最高だったに決まってるだろ。
M9とM14でMaRiAnnaの衣装は変更されていますが、M9は2000年代に、M14は2010年代後半からよく見られたアイドル衣装のデザインでしたね。最後、マイクが壊れたマリちゃんをサポートするために、リアちゃんとアンナちゃんが自分のマイクを差し向けてくれるんですね。あんなん優勝やろ。

ところで、とぅんくさんのプロデュース能力は素直にすごいと思うんですよ。襟奈っち(演:えりなっち)は最初、4等身をからかわれていましたし、その点から『アイドル=見た目が可愛い女の子』という常識を壊していますよね。誕生した経緯は置いておいて、Lil Carmillaは既成概念を超えたジェンダーフリーなアイドルとも考えられます。それを銘打って売っても、コンセプトと技術力の高さで人気が出たのではないでしょうか。衽沢くんと裄村を見出したときは毎回「さすがとぅんくさん!!」と思って見てました。
だってアタシ、Lil Carmillaがデビューしたら絶対推すもん
なんなら今も推してる。アイドルグループでメンバーそれぞれで少し違う衣装が大好きなんですが、Lil Carmillaもメンバーごと特色ありましたね。ユキちゃんはなんで男の子なのにミニスカ履けるんだ?足、女の子だったぞ?
でも、クミちゃんのピチピチ()パンツスタイルも好きでした。つーか全員歌上手ぇ。

そしてまた、主役のアイドルたちの横でキャラたちが色々動いてるんですよね。本当に梅棒さんの公演は目が足りないんですよ。

丈くんの葛藤は見ていて辛い。頑張ってる幼馴染を邪魔することが正しいことなのか、彼自身もうこの時点で分かっていたのではないでしょうか。

ここからずっと感情ジェットコースター

もう、ラストまで一気に行きます。

M16でボロ泣きしてるお客さん多数でしたね。すすり泣く声が聞こえてきました。私もそのうちの一人ですが。
妄想ですが、アンナちゃんはMaRiAnnaというか、メンバーへの愛が人一倍強いのではないかと。特にM16から愛が増したのではないか。3人の絆が強くなったのは勿論ですが、M18で酔っ払ったとぅんくさんが絡んできたときなどは他のメンバーをかばうように立つんですよ。それを初見のとき思いまして。そして2回目を観るんですよ。より、泣きます。

そんな中、突然聞こえてくるヤマダさんの叱咤。もうこれは褒め言葉なのですが、初めて見たとき「誰が考えたん???」と思いました。いや、嘘です。実は毎回思ってた。だって、ハイパーウルトラスーパーミラクルロマンチックなたっさんの絵面が凄すぎる。ずっと黒の隙間から除く筋肉見てた。
よく叫ぶの我慢できたなと自分でも思います。本当に。M17で「ヤマダさあああああああん!!!!!!!!」と叫びたいから、なんかもう、応援上映会やってほしい。

はり子ちゃんと後身頃くんは公式です。(2回目)

はり子ちゃんほど有能で金払いのいいオタクなんて、いないんだからなぁ!?あんなに格好良くて御御足の美しいオタクなんて、いないんだからなあ!!

そして再びM18で泣く。梅棒と菅田将暉の組み合わせはあかん……泣く……。M13でも思いましたが、今作はとぅんくさんが影の主役だったのではないかと。登場してきたとき、まさかこのキャラに泣かされるなんて思わなかったよ…。
あと、M18〜M19にかけてはずっと「丈くぅぅぅぅぅん!!!!!!前身頃ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!後身頃ぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」って感じです。

M20でハイパーウルトラスーパーミラクルロマンチックに合わせて登場するオタク師弟が好きすぎます。あと、はり子ちゃんと後身頃くんは公式です。(3回目)
個人的に、梅棒さんの作る物語は王道だと思ってます。友情・努力・勝利が軸としてあるため、ノンバーバルでも物語が伝わってくるのだと思います。だからこそ、努力して力つけたオタクたちが推しのために戦うという展開に胸が熱くなるんですね。極端な意見とは重々承知ですが、M20を見て熱くならないオタクはいないと思います。

M21の表現技法が嫌いなオタクいる〜〜〜〜〜!?いるわけないだろ〜〜〜〜〜〜!?
マリちゃんと襟奈っちの掛け合い。
「本当はもう気づいているはずだろう」という、歌を介したマリちゃんからの問いかけに対する襟奈っちの表情が辛かった。というかパンフの歌詞とyoutubeのダイジェスト動画の歌詞を照らし合わせたら掛け合いの部分とかちゃんと変えてるんですね。芸細かいよ梅棒さん。
そして、ここでメグルをかばう丈くんですよ…。おまえってやつぁ、本当さあ!!
梅棒さんはこういう男の子キャラ作るのが上手だと思います。また、押田くんも好演でしたね。袖からぶっ飛んで来たときは本当に「轢かれた!!」と思いました。

M22で泣かないわけにはいきませんでした。パンフで曲名を確認してすぐに、Mrs. GREEN APPLE好きの友人に「『どこかで日は昇る』って曲最高だね」とLINEしました。全然舞台関係ない日の帰宅途中電車の中で歌詞を読んで泣くくらい良い曲だと思います。そしてまた、シーン全てにハマるんですわ。
これは本当に妄想of妄想ですが、Jrさんにとって襟奈っちは唯一守るべきものだったのではないかと思います。だからこそ、妹のためにあれほど暴走し、襟奈っちもそれを最後までおかしいと気づくことが出来なかったのではないかと。兄妹、若干の共依存のような。それを指摘してくれる他人がいない環境だったのかなと思います。妄想ですよ!!
とりあえずヤマダさんのシャウトが見れて、今回もうお釣りが来ています。チケット代以上のものがもらえてる。
殴り合うメグルと丈くん、それを止めたいマリちゃん。そして、すがるように見つめる二人に「またな」と去っていく丈くんの姿が、あのときだけは中学時代の丈くんに戻っていた。中学時代の3人と、夕暮れの対比が切ない。

梅棒の多幸感溢れるラストは中毒性がある

多幸感だけで考えたら梅棒さんはダントツだと思います。ラストを幸せ且つ楽しい気持ちで迎えて、観客は帰路に着くのです。MaRiAnnaっち爆誕もそう。誰も置いていかないのよ、梅棒さんは。
幼馴染というものは、いつかどこかで縁が繋がるものだと思います。それこそ、襟奈っち加入でAl Ca Parkaも全員MaRiAnnaっちのファンになったのでね。流石に丈くんもJrさんには連絡先教えてるでしょう。そうしたらJrさんは「お前もそろそろライブ来いよ」とか、きっと連絡してくれるでしょう。
いつかの未来、照れくさそうにペンライトを振っている丈くんと、その隣で全力のヲタ芸を繰り出すメグルの二人が見れると思います。妄想ですが、そうなったらいいなぁ。
はり子ちゃんと後身頃くんは公式です。(最後)

あとがき 〜ニューノーマル時代と推し活について〜

2020年から今日に至るまで、これを考えさせられる日々です。
推しを見たい、推しの活動を支えたい、けれども推しには元気でいてほしい。

元気な姿を見せてくれ それだけで心満たされる

まさにこの思いだけなんです。それが、目の前にいる姿じゃなくても良いんです。しかしながら、梅棒さんのような舞台公演中心の方々はそういうわけにいきません。
梅棒さんのみならず、多くの公演・イベントで感染症対策がされています。ガイドラインも作られています。観客含めて関係者全体でルールを守ることが大事なんだと思います。もちろん、感染症に罹らなければ万々歳です。しかし前提条件として、どんな対策がされ、それがちゃんと守られていたかも、この時代には重要な視点なんだと思います。

なんだか最後は説教臭くなってしまいました。何が言いたいかと申しますと、推しの元気な姿を見たいから、俺たちファンも健康でいようぜ!!!!ということです。肉体の健康は自分でちゃんと管理していきましょう〜。精神の方は、きっと推しが元気をくれるので。

改めて、梅棒 11th STAGE「ラヴ・ミー・ドゥー!!」完走おめでとうございます。最高の舞台でした。

乱文・長文をお読みいただき、ありがとうございました。

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