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日本が誇る「特別活動」

先日、NHKの「クローズアップ現代」にて、日本の特別活動がエジプトで受け入れられているということを報じていました。

エジプトはイスラム圏内でもあって、教師の指示をきちんと聞き、命令に従う・・というスタンスなのだが、
日本の特別活動には、掃除、日直、学級会など子供たちの主体性を尊重していることで、これまでのエジプト社会を変える「きっかけ」になるだろうと。

一方で、この番組では運動会が半日で終える学校が増えるなど、特別活動を縮小している・・というニュアンスを伝えていましたが・・

発信の在り方を考える面もありますが汗


ひとまず、日本の特別活動が海外で賞賛されていることで、これはこれで、誇っていいと思います。

そもそも特別活動の目標(小学校)は、
望ましい集団活動を通して,心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り,集団の一員としてよりよい生活や人間関係を築こうとする自主的,実践的な態度を育てるととともに,自己の生き方についての考えを深め,自己を生かす能力を養う。
と示されています。


「よりよい生活」、「人間関係」、「自主的、実践的な態度」、「自己を活かす能力」

つまり、
特別活動は、教室が「生産的」な場であるための素地を作る役割をもっていると私は考えます。


学級の素地があって、それに教科の学習という両輪があって、子どもは成長します。

「クロ現」では、教師は忙しいから日本では特別活動(多分行事)の精選をしてまーす!
みたいなニュアンスを投げかけてますが、
精選してもいいけど、特別活動が教室の下地を作っていることは間違いない!
ことを念頭に置いてほしと考えます。

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