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学級における成長の尺度は「行事」で見えてくる!!

今日は私が非常勤講師で勤務する中学校の1年生が宿泊学習で福島県へと向かいました。

私は1年生の担当ですが、非常勤講師の身なので引率はせず、
代わりに見送りに行きました。

みんな楽しそうで、
たくさん思い出を作ってほしいと願って見送りました♪


さて、私は学級経営で必要な「3つの『安』」というものを提唱しています。
これは「安全」、「安心」、「安定」を指します。
この中の「安定」とは、波風が立たない・・という意味でなく、
緩く成長していくという考えです。

特に中学校、高校は行事が一つの目玉で、
行事前は、ものすごく盛り上がるのに、
終わったとたん、何事もなかったかのようにまたいつものクラスに戻ってしまう・・

こうした経験、中学校、高校時代なかったですか。

むしろ「行事」を通じて、自分達の「成長」を可視化させたいですね!!
そのためには、他の「安全」や「安心」は学級づくりとしては必須で、
そのうえで「安定」、緩く成長する「仕掛け」が必要になります。


手前味噌で恐縮ですが、
私が中学校勤務をした時のことですが、
当時の私が担任したクラス(1年生)、
学年は2クラスあったのですが、テストの平均点、体育祭、文化祭の合唱、
すべてにおいて隣のクラスに負けていました。

そこで、宿泊学習(スキー宿泊)で「雪像づくり」でクラス対決をしました。

「1組(隣のクラス)に今度こそ勝つぞ!!」と全員が同じ矢印を向いていました。

雪像づくりは、みんなが和気あいあい、協力し、同時に笑いが出る中で楽しく製作していました。
生徒たちの団結心、雪像のクオリティ隣のクラスを凌駕していました!!

学年主任から「2組の勝利!!」と言った瞬間、
まるで小学生のように飛び跳ねて喜んでいた生徒たちを今でも思い出します。

日頃から、学活などでグループエンカウンターや、「ほめ言葉のシャワー」などを実践し、当時の学級目標だった「協力」という意味をクラスの子たちが認識し、生活してきた成果だと今でも思っています。


行事をきっかけに、学級を成長させる、変えるのではなく、

日頃からの学級づくりが行事を通して、成長を可視化させる機会と捉えるのが大切ではないかと考えます。

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