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吉村知事に学ぶ学級担任の在り方

今朝の報道番組で、
コロナ禍の状況でリーダーシップを発揮している政治家は誰?
というアンケートで、1位が吉村洋文大阪府知事が第一位になりました。

経済活動優先か、医療崩壊を食い止めるのか
でいろいろな軋轢の中政治家の皆様も大変な決断を日々迫られる中、
吉村知事の発言・行動が大阪府民に安心感を与えています。

実はこの吉村知事の行動は、
学級担任や部活動の指導者の在り方について
大変学ぶべきものがあると思います。

率先して行動を示す

コロナウィルス感染者がが全国的に拡大してきた3月下旬から吉村知事は連日メディアの前に立ち発信してきました。
その当時ツイッターで連日「吉村寝ろ」というハッシュタグがトップに出て話題になりましたね。

住民が不安に陥る時こそ、
どんどん前面に出て鼓舞する姿に住民は彼を頼もしく感じました。

学級も同じで(いや職場も同じか)、
組織が不安定な時はどんどんトップが率先して行動を示すことで、
安心感、信頼感を抱きます。

荒れた学級や、低迷する部活動なども同じで、
最初は子どもたちの自主性なんてできません。

先ずは指導者が率先して行動に示すことによって、
この人今までの人とは違うなぁ~
と思わせることが大切です。


どうすれば「解決」できるのか?道筋を示す

吉村知事がゴールデンウィーク中に示した「大阪モデル」。
「~が7日間続いたら解除する」ということを示した時に、
「まるで部活動で〇回ノーミスしたら終了!と一緒じゃん」
って思いました(笑)

でも、みなさんも部活で同じような体験したときどう思いましたか。
きっと緊張感、集中して取り組んだのではないでしょうか。
「もう少し頑張ろう!」と思えますよね。

また解除への道筋を示すことで、
不安だった府民の方も
「こうすれば1日でも早く解決できるんだなぁ」
と感じたはずです。

これは学級経営や授業、部活動でも同じですね。
問題が解決できず、しかも複雑化した時に、
子どもは混乱し、
不安から問題行動を起こします。

そんな時に教師が
「少し我慢しろ!!」と一方的に突き放すのか、
「今辛いよね(この問題難しいね)、これを解決するにはどうしたらいい」とか、
「こうすると問題は解決できるんじゃん」ってヒントを与えることで、
子どもは問題の解決の道筋が見えてきて
安心して取り組めます。

当たり前だと言えば当たり前ですが、
意外とこの部分が雑な教師が多いのも事実です。

終わりに~ちょっとくらいの「腹黒さ」も必要~


連休中に「大阪モデル」を出した後、西村経済再生大臣とひと悶着あった後、すぐに謝罪した時、ワイドショーで東国原さんが「吉村さんは腹黒いね」って言ってました(笑)

腹黒いというとダーティーなイメージがありますが、
計算立てて、時に大胆に、時に繊細に
振る舞うことも大事です。

この振る舞いは社会人としてあるとより「強み」が増してきますよ!


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