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5月の雑記 仕事苦しいよね

いい風が部屋の中に入ってきて、冷房を入れなくとも涼しくて、こんな気候がずっと続けばいいのにと思う。私はなんにも変わらなくても、天気も季節も勝手に変わっていき、巡っていく。

4月の後半から5月になってから、以前の記事にスキをもらうことがあって、みんなきっとしんどいんだなと思った。

ちょうど少し前、仕事で退職に立ち会った。就職ができるかできないかというところから、希望の仕事に就いて、それでも心身のバランスや対人関係がうまくいかず、仕事を続けていけるかというところもずっと立ち会って、長くサポートをしている方だった。スクロールを何度もしなければ読めない長文のメールが何度も来て、時にはこちらに敵意を向けられることもある、難しい支援だった。
最初のうまくいかなさを乗り越えて、なんとなくこれからも苦しみながらもやっていくのだろうと、思っていた。でも、退職を選ばれた。
ベースに生きることの苦しみがある方というのは、日々生きていくことに精一杯で、仕事が恵まれていた環境だったとしても、ある日突然ダメになりそうなことがあるのだ、きっと。

私もどちらかというと生きるのは楽しくない勢だし、仕事に行くことはもちろん毎日ただ息をしているだけでなんとなく苦しいほうの人間なので、ほんの少しは、足をかけているほうなのだと思う。ただ今まで失敗経験を積んできて、人間関係を構築してきた感覚のない方というのは、自分の比ではないと思う。はたからうまく行っているように見えて、なんで、と思っても、想像しないような苦しみがあるのだと思う。

正直私は、その方に仕事を続けてほしいと思っていた。だってその方は仕事に葛藤をしながら、相手が喜んでくれることへの喜びを語っていた。しんどい時のほうが多かったけど、初めてあんなにうれしそうな瞬間を見た。人と関係性を築くことがなかなかうまくいかなかったその方が、職場では愛称で呼ばれ、いろんな人から声をかけてもらい、苦手な部分があっても一生懸命頑張っていると認めてもらっていた。

支援においてやりきったという言葉は適切ではないと思っている。やりきったことなんて存在せず、私はこれからもその人に、何ができたのだろうと思う。ただ、現状の私の能力と精神力では、できることはやったと、思う。でも、悔しいな。


仕事を4月から週4にした。だけど、あまり正直楽になっていない。週5の仕事が圧縮をされてしまっている。人の異動も激しくて、この会社における一人前になったと思う頃、他の場所へうつっていく。この会社でこれからもやっていけるのだろうか、何度も頭によぎる。あまり自分の身を削ってはいけない。自分が幸せでないと、関わる方になにもできないと言い聞かせる。
すべてが苦しいわけではないのだ。仕事は喜びもあるし笑っているし、生活はとっても豊かでちいさな幸福がたくさんあるのだから。
チームで仕事をするにおいて、周りとのバランスを考えながら自分のバランスを主張していくことの難しいことよ。だって周りが幸せでないと私はUNHAPPYですよ。でも私も幸せでなきゃいかんのだ。ぜったい。


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