ヴァーチャルエタヒニン

最近はApexLegendsで忙しいので、まとまった文章を書くのが苦痛でしょうがないのですが、力を振り絞って重い腰を上げ、筆を執ります。

人類平等の実現は理想であって現実的ではない

これは自明なので説明不要だとは思いますが、

社会には歴然とした格差が存在します。

年収、家系が裕福、インフルエンサー(フォロワー数)、外見の美しさ(整形含む)、友達の多さ、身体的能力、学歴(記憶力)、コミュニケーション能力、など無限にステータスがあり、みんなでランキングを付けあって生活しています。

これらの指標を、地球上のすべての人間に対して平均化するというのは理想というか中学生の空想以外の何物でもないのですが、みんなそんなことは頭ではわかっているんですよ。

それでも「果てしない理想に向かって頑張ります!」みたいなことをSNSでまき散らすをほうがいいねを稼げるし誰も傷つかない。

よくいる社会学者とかがワイドショーか何かで政策に口を出しているのは、あれは既得権益の綱引きであって、社会福祉という税金からお金を引っ張り込むことができる対象の判断基準を操作しようとしているだけで、例えばフェミニストとかLGBTとか障害者とか低所得者とかに向けてみんなで声を上げれば税金が分配されて楽になるからいいよね、しかもそれを実現すれば主導した立場の私も社会的な地位が向上するし、包摂者たちの支持といいねを大量に獲得できるよねって感じです。

でもそんな誤差みたいな格差の是正を実現しても、格差って無限に出てくるんですよ。

というか究極的には遺伝子が個人単位で違うのでこれも格差になってしまうので、身長が平均より0.1cm低いとかも歴然とした格差であり、平等の精神に反するから税金で保証しろ!みたいなことになりかねない。
というか現状がそんな感じにも見えますが。

そして、人間というのは何重にも重なる格差の中で、肌で格差を感じつつ下を見ながら生きていく生き物なんです。

既得権益者、資本家、マウンティングゴリラ、愛国者、(身体的精神的)健常者などが、日々自分よりも下の階層の存在を確認し、自分の優位性に快楽を覚えつつ生きています。

この行動は生物的に遺伝子の根幹に埋め込まれている機能であって、すべての生き物が無自覚に行っていることなので、私はそんなこと思っていないとかのたまう人は嘘つきか圧倒的に知能が足りていないです。

他個体より優位に立ちたいと思わない個体は淘汰されてそんな劣悪遺伝子は残りません。

結論としては、格差は存在し続け、なくすことは不可能。これです。

そんな格差社会だけど、みんなが幸せになるには?

ここからがこの格差社会を乗り越えてみんながハッピーになる方法の思考実験ですが、AIとVRを駆使したらなんとかなるんじゃないですかね。

昨今の生成AIのすごさは言うまでもなく、これに未来のVR技術で没入型のデジタルツインメタバースのサービスをビッグテックが開始したとして(別に公共事業として国が運営してもいいけど)、その世界の中でNPCという非実在人間を大量に生成し、AIによって本物の人間のように会話や振る舞いを制御することが技術的には可能になってきています。

仕事が終わって家に帰ってきて、メタバース内にログインしたら、その世界に存在しているアバターが現実世界に実在している人間なのか、ただ単に人間のようなリアクションを返してくるだけの架空の人物をAIが演じているのか、区別ができない世界線です。

さて、ここで最初の話に戻るのですが、その架空の存在で格差ランキングの下のほうを埋め尽くせばどうでしょう?

現実に存在する人間のほぼすべてを格差的ランクの上位に位置させることができそうですよね。

存在が架空なだけで、現実世界とやってることは同じなので、誰も不幸にならないという。

果たしてこの未来はユートピアか、ディストピアか。

はぁー、文章書くのって疲れますよね。
この文章の締め方がわからない。

おあとがよろしいようで。

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