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忘れたくないこと


今日、こどもたちの寝かしつけに2時間かかった。

いつもより早く寝かしつけを開始してしまったのだけど、
ソファで息子がウトウトしていたのでいけると思った。

勝ち戦確定。意気揚々とこのあと1人時間に何をしようか考えていた。
はじめはそのウキウキが原動力になるのだけど、
これまでの経験上わかる、わたしが寝かしつけでニコニコできるのは1時間が限界。
1分でも過ぎると「ね!な!さ!い!」と連呼してしまう。寝かしつけ的には多分逆効果だ。

19時から開始して21時になっていた。
それでも寝てくれればいい。

なんと息子「しょくぱんたべたい」

えっ

いやいや、まずウトウトしてたのなんだったんだ、、

その頃にはもう自由時間は諦めていて、
かわいいな〜と思った

食パンを焼き、息子も満足。
付き合わされた娘はシンデレラを観ていた。

そのあとの試練は2回目の歯磨き
息子は素直に口を開けてくれる時と嫌がる時があって、
2回目はさすがに嫌だったよう。

食パンまではおだやかでいられたわたしも
歯磨きでは怒ってしまった。

わたしは短気でよく怒ってしまうし、
それを反省する日々なのだけど
息子はというと
怒られてわたしに怒り返す、いわゆる逆ギレはしない。

つい大きい声を出してしまうと、
息子は静かに「わかった!ごめんね。」
と言ってくれる。

そんな息子に何度救われたか分からないし、
親に気を遣いすぎているのではと
心配にもなる。

怒る原因も息子で、
怒ってしまったことをすぐ反省させてくれるのも息子。

ママ怒っちゃってごめんね。というと
いいよ!と息子

なんで◯◯はママが怒ってる時優しいの?
と聞いてみた。

「ママがだいすきだから」

と返ってきた。

怒られた時に怒り返さないのが
大好きだからだとしたら、
わたしがそもそも怒っているのって
息子にとって大好きじゃないってことになってしまうかもしれないな、と思った。

そしたら情けなくて涙が出てきて、
大好きだけど怒ってしまうこと、
それに対してごめんねと言った。


4年しか生きていない我が子に
こんなこと言わせてほんと情けないな〜


そのあと寝かしつけはすんなりいって、

息子はぎゅーってして寝ることを
〈だいすきして〜〉って言う。
この時点でめちゃくちゃ可愛い。

今日は少し咳が出てしまって、
咳が出ちゃったからだいすきして〜!と言われた。

ノソノソと息子の方へ寝ながら移動していると
はやく!はやくだいすきして!はやくはやく!って。

可愛いすぎる。

可愛くて仕方ないのに、
毎日怒ってばかりでごめんよ。息子


赤ちゃんの時って言葉が通じないから
怒るという選択がなくて、
飲み物や食べ物こぼしても
おもちゃを投げても、
あらあら〜って気持ちでいられたのに

言葉が通じると途端に
色々と注意したくなってしまう。

同じくらい、だいすきって伝えられたらいいな。

息子に学んだ出来事。

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