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焦りの気持ちがミスを生む 😫

焦るとはスピードを重視した思考、絶対に
そうでなくてはならない、またはそうありたい
思考にとらわれてそれに支配された状態のこと。
その結果集中力と精度が一気に下がりミスや
事故につながってしまいます。

焦る状況には色々なパターンがありますが
焦って良いことなんてひとつもありません。

ミスをするとさらに焦ってしまい
またミスがミスを生む悪循環。

そうした思考にとらわれてしまう原因として、
現状のままでは自分の評価が低下してしまう
という思い込みがあります。
あとは、
周りの人間をイライラさせたくないとか。
でも実際はそんなにイライラしてない場合
がほとんどなんですけどね。


自分がつくったルールや信念にしばられ
守らなければならないという思い込みが
そういう考えにさせてしまうのですね。

要は誰でもない、自分が自分を追い込んでる
というわけです。

さらに、
そこには最悪のミスの共犯者の存在がいて
実は、その共犯者が1番の原因。
その共犯者とはあなたの隣にいる焦りを助長
する人間のこと。

「いいよ、いいよ、焦ってしなくても」

と言いつつも何度もこれ見よがしに仕事の
出来を確認しにきてプレッシャーを与える。
そんな事するから焦るのに......

仕事のミスのほとんどが焦りからくるもの
なので、そこに共犯者がいるのであれば
焦ってミスをした本人だけの責任ではありません。
なのに何故そこに気付かないのでしょうか。

でもコレが一番難しい問題なのかもしれません。
組織で働いている以上1人で完結する仕事なんて
まずありません。
そこには必ず指示、指導する人間がいるわけで、
その人に反して仕事を進めるのはまず不可能です
よね。

という事は取り組み方を変えるしかありません。
焦ってミスをして仕事を外されてしまうより、
サポートをつけてもらうとか仕事の量を減らして
もらうなどの提案をしてミスがなくす。
その方がいいと思いませんか。

例えその時は嫌な顔をされても、しばらくすれば
上達もしますし、以前なら焦ってやっていた仕事も
楽々こなせるようになっていることでしょう。

そもそもは
仕事を与える側(責任者)がそれぞれの能力を
把握して焦ってしまうような仕事をさせてはダメ
なのです。
そこはリーダーとしての資質を問われるところも
あるので十分責任を感じてもらいたいものです。

そんな中でも
その共犯者に影響を受けない人もいます。
それは焦らされる圧力を受けることのない
立場にいる人。
何事もマイペースで行うことができて
それを非難されることのない状況にいる人は
もちろん焦ることなんてありません。
いますよね、上司に対してでも有無を言わせない
オーラを放っている人。

焦らないようにするには上記の立場を
さっさと手に入れてオーラを放つというのも
ひとつの手段ではあります。

でも何を言われても何をされても動じない
強心臓の持ち主なら元々まったく問題ないん
ですけどね。

色々と焦る原因をみてきましたが
自分に最大の原因があるのがこれ。
それは、夏休みの宿題的なものです。
前もってやらなければならない事が決まっていて
時間も十分にあるのに期限ギリギリまで手をつけ
なかった。
このパターンは焦るべくして焦る状況。
切羽詰まった方が能力が格段に上がるというなら
それはそれでいいのですがコレばっかりは自分の
責任です。あきらめましょう。

ボクがバンドをやっていた時の経験ですが、
ライブ中のミスなんてしょっちゅうありました。

バンド経験者ならわかると思うんですが
ライブの時にミスすると焦りますよね。
例えば小節数を間違うとかリズムが
ひっくりかえっちゃうとか、数え上げたら
キリがありません。
ボクはベーシストなのですが演奏中にミスを
しても全く何も無かったかのようにやり過ごし
ます。大概ばれません。

曲の流れを見失ったとしても、そんな時は
あえて何も弾かないで、
「ココはベースを弾かないところなんですよ」
って顔をしながら曲に戻れるタイミングを
待ち、わかる場所がきたらシレッと曲に
戻ります。

要はミスの対処方法を前もって考えておくと
言う事です。


あらゆる状況を想定して前もって対応方法を
考えておくのが焦らないもっとも良い方法です。
大体起こりそうな問題ってわかりますよね。

もし想定外に遭遇したら、また焦りリストが
ひとつ増えたなくらいに構えておけばいいん
ですよ。
それくらいの心の余裕を普段から持てるように
するのがベストです。

それが無理なら、これまで考えてきたように
状況改善の提案をする事、そして改善するまで
は焦らずにタイミングをじっと待つ事です。
焦ってしまうのは何も自分だけのせいではない
という考えを軸にすることです。

やはり何事もタイミングがあるので待つことを
オススメします❗️

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