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1年で1番嫌いな日はバレンタインだった。

バレンタイン。

女の子は参加しなければいけない…
義務感が小中高生時代はとくにありました。

チョコレート。
なんでチョコレート。
よりによってアレルギーで食べられないチョコレート。

クッキーもだめ。ガトーショコラもだめ。カップケーキもだめ。生チョコレートもだめ。

バレンタインで配られる代表的なお菓子は私にはほとんど食べられませんでした。

でも実は食べられないことがバレンタインの嫌なところではなく、
バレンタインのお菓子を貰う時に友達に気を使わなければいけないことでした。

のんちゃんアレルギーあるじゃん?何なら食べれるー???と事前に優しく聞いてくれる友達もいました。

「うーん。おせんべいとか???笑」
私は言っておばあちゃんみたいー😂
とかいいながら笑いをとってやり過ごしていました。

私だけのために卵乳を使わないで作ってくれた子や、食べれるか分からないけどといいながらくれた子。私はその優しさがすごくすごく嬉しかったのですが、当時はそれ以上に私に優しくしてくれる友達に"労力をかけさせてしまってる""申し訳ない"という気持ちをあまりに感じてしまっていて、バレンタインを楽しむという気持ちにはなれなかった思い出です。

純粋に優しくしてくれた事へ感謝すればよかったなと今は思います。

お菓子は断るのも申し訳ないので、ほとんど貰って家で妹や母にあげていました。
その代わりにお菓子作りの得意な妹がノンアレルギーでお菓子を作ってくれたり、代わりになるようなお菓子を父母が買ってくれたりとそんなことで私の心は満たされていました。

アレっ子にとって少し辛いイベント。
アレルギーがあっても自分のできる範囲内でめいっぱい楽しめるといいですね😌



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