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日本脳炎の予防接種in DE🇩🇪

ドイツで受ける標準の予防接種に入っていない日本脳炎。
日本に一時帰国することも多くなるので、うちの子たちに予防接種を受けさせようと思ったら、かかりつけの小児科では対応していないため、特別な病院へ行かなければならないとのこと。

そこで、どこで・いつから受けられるかなどについて、調べてみました。

生後2ヶ月から接種可能

RKI(Robert-Koch-Institut)によると、日本脳炎は何と生後2ヶ月から接種できるとのこと。私の時は、2歳かそれぐらいだったと思うんだけどな…早い。

生後2ヶ月から3歳までは大人の半量の0.25mlを2回、4週間の間隔を空けて打つとのこと。3歳からは大人と同じ量打てるらしい。で、12〜24ヶ月後にもう一回。計3回ですね。

10年ごとのAuffrischimpfung 推奨

日本脳炎も他の予防接種と同じく、10年毎に再接種(Auffrischimpfung)が推奨されています。

これ、Auffrischimpfung。ドイツに来るまでは、子供の頃に接種済みだった予防注射を再接種するなんて思いもよらなかった。日本だと、小さい時に予防接種は全部済ませたから大丈夫よ〜って感覚ですよね。

確か、Zecken(マダニ)の予防接種受けに家庭医に行った時に、麻疹などの3種混合打っているかを聞かれて、打ってる打ってる大丈夫よ〜って母子手帳のコピーをドイツ語翻訳したもの提示したら、あら…って残念な顔されたのよね。Auffrischenしてないのねって。

最近は日本でもMMR(Masern, Mumps, Röteln; 麻疹, おたふく風邪, 風疹)の再接種が広まり始めたと思います。妊娠を希望する女性は特に。

熱帯医学の研究機関で受診

恐らく普通の小児科では日本脳炎の予防接種に対応していないので、Tropenmedizin(熱帯医学)のある病院で予約を。住んでいる都市名+Japanische Enzephalitis+Impfungで検索すると、お近くの対応している病院が出てくると思います。

他の予防接種との関係は?

Tropeninstituteによると、Hepatitis Aは接種時期がかぶってもOK、その他の予防接種は前後4週間は空けた方が良いとのこと。

つまり、何かの予防接種を受けた4週間空けて日本脳炎1回目を接種、その4週間後に2回目を接種、その後の4週間は他に何も受けないので、3ヶ月は日本脳炎のために空けとく必要ありですね。

うーん。1歳未満だとスケジュール調整するのがかなり難しくですね〜…

参考

・RKI

・Privates Tropeninstitut Dr. Gontard GbR

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