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万国郵便連合の日

この記念日は日本が加盟した日を記念している。
1877年のことである。

万国郵便連盟は、国連の専門機関ということである。
その目標は、世界のさまざまな郵便システムの適切な開発と協力を促進することである。1874年10月9日にスイスのベルンに本拠地がおかれた。
1878年には、万国郵便連合に改名された。

L'Union postale universelle (UPU) est une institution spécialisée de l'Organisation des Nations unies. Son but est de favoriser le bon développement et la coopération des différents systèmes postaux du monde.
D'abord nommée Union générale des postes, elle est la première organisation internationale ayant eu pour but de standardiser les différents systèmes postaux des pays y adhérant. Elle fut créée le 9 octobre 1874, lors de la Conférence internationale de la poste de Berne, la capitale de la Suisse. Avec l'augmentation importante du nombre de ses membres, elle fut rebaptisée l'Union postale universelle en 1878.
Le siège de l'UPU se trouve toujours à Berne. Sa langue officielle est le français ; l'anglais a été ajouté en 1994 comme langue de travail. L'organisation internationale compte aujourd'hui 192 États membres.

国連の機関などというと国際平和にはなんにも貢献してないかのようにみえるが郵便にも首を突っ込んでくるとは・・・なんてつい思ってしまう。
アメリカという国が脅かしたりしている事件(2019年)があったことなどがあるので、それなりに”有効な”機関なのであろう。この問題についてはトランプが君臨していた時代のことであるが、脱退するとまで言い出した。Amazonなど民間の輸送サービスに頑張ってもらえれば、勝手にすればいいと言い切れると思いきや、やはりそこに国が介在し、アメリカが脱退すれば国際料金が跳ね上がるというから、なにが動いて金額を決めてるのだろうか・・・そのあたりについて、次のように記事では書いてある。
諸国の発展具合により、1969年に国際料金を決めたので、中国が異様に安い料金で利用でき、しかも中国が世界第二位の経済大国になった今も料金体系が変わらないことにアメリカがキレた、という図式である。こんな状態なら、たしかにキレるのも無理はなかろうと思う。

La menace américaine a déjà au presque un an et pressée par l'approche de la date butoir dans trois semaines, l'Union Postale Universelle se réunit aujourd'hui en Congrès extraordinaire à Genève.
Il s'agit d'éviter un « Pexit », contraction de « Postal Exit » - terme employé par certains pour commenter l’ultimatum des Etats-Unis à l'UPU. S'ils n’obtiennent pas comme ils l’exigent une révision des tarifs inter-postaux internationaux, ils sortiraient de l’UPU le 17 octobre pour pratiquer leurs propres tarifs.

国外から到着する郵便を国内で配達する際の料金を、2021年から各国が独自に設定できることに全会一致で合意しており、本来に戻ったということである。

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中国郵便配達人問題という数学の難問がある。一筆書きできるかできないかという問題の派生である。コンピュータの世界ではネットワークのトラフィックに関する問題に還元できる。さらに、巡回セールスマン問題が類題である。7つの都市を巡回するとすると、5040通り(7の階乗)もあり、都市が増えるほど目まぐるしくその経路は増える。まさに組み合わせ爆発である。所要時間や、ルート計画の立案は想像を絶するほど困難で、NP問題とされている。
 完璧なアルゴリズムは今も見つかっていないが、優秀なアルゴリズムがあるにはある。その一つが”蟻コロニー最適化”である。一匹の蟻がおくりだされ、地図上を手当たりしだいに探検する。この蟻が次の都市を選ぶ基準は、その都市までの距離とその道筋に以前の蟻が残しておいたフェロモンの量である。巡回を終えた蟻はたどったルートが短けれれば短いほど多くのフェロモンをその道すがらに残すのである。これが実は、グラフDBのアルゴリズムの基礎となっている。来年はこの問題について少しずつ深堀りしていこう。

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<来年の宿題>
・オイラーの小道(参考文献
・グラフ理論
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