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演奏会本番

先日、第一回目の演奏会本番でした。

私は今3つのアマチュアオーケストラに所属しているのですが、そのうちの1つのオーケストラは、地元とお隣の県(たまに遠方)で 同じプログラムで2度の演奏会を開きます。

普通 オーケストラの演奏会というのは、「未就学児の入場はお断りします」というのがほとんどだと思うのですが、

このオーケストラは「子どもさん連れOK!赤ちゃん泣いても、小さな子どもが立ち上がって踊っても大丈夫!」という趣旨で、

実際 沢山の小さなお子様連れのご家族が 聴きにらしてくださいます。

本格的なクラシックの曲も演奏しますが、会場のみなさんと一緒に歌う事の出来る、

「犬のおまわりさん」や「森のくまさん」、その他にオペラからの抜粋もあったり、楽しめるプログラムになっているんですが、

「歌の伴奏」をやる場合、多くのオーケストラでは そこそこの編曲で、まぁ1~2回練習して、歌合わせをしたら本番、というパターンが多いのですが、

編曲もめちゃくちゃこってますし(指揮者本人の編曲)、何度も練習を重ね、なんなら途中で楽譜を書き換えたり なーんて、
歌の伴奏だからと、手を抜く事はありません。

オペラの曲では ここ何年か若手の歌手のMちゃんが歌ってくださるんですが、

今回はオッフェンバック(天国と地獄の作曲家)の「ホフマン物語」より
「オランピアの歌」を取り上げました。

オランピアは人形なので、動きもとってもコミカルなのですが、Mちゃんは本当にかわいらしいフランス人形のようで、ついつい見とれてしまって、出を忘れてしまいそうになる事も。

ねじがキレて動けなくなって、職人さんにねじを巻いてもらうシーンでは 会場からも笑い声!


二部は チャイコフスキーのバレエ音楽「眠れる森の美女より」


チャイコフスキーのバレエ音楽といえば「白鳥の湖」「くるみ割り人形」そしてこの「眠れる森の美女」ですが、

弾くの・・・結構しんどいです。

リハーサルの時とか、体力温存のために、ちょっと楽に弾いておこうって思うんですが、弾き始めるとついつい全力で弾いて ヘトヘトになってしまいます。


演奏会本番になると、毎度毎度、いつもはやらないような失敗を多々やらかしてしまいます。

ボウイング(弓の上下)を間違えたり、臨時記号を付け忘れて弾いたり、いつもはやらないポジション移動をしてしまって、「あれれれ???」ってなったり。

2週間後にもう一度同じ曲で本番があるので、次回はミスなく弾きたいですね!





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