文章を書く人。

文章を書くのが好き。

昔からパソコンに向かって、何か文章をタイプしていた。
自分で思いついた物語とか、その日あった出来事とか。

自分の字が汚いのがコンプレックスだから、パソコンやスマホで綺麗な文字が綴れるのは本当にありがたい。

昔から「女の子なのに字が汚いね」と揶揄されていた。

周りの女子はみんな可愛い字や綺麗な字を書く。
わたしの字は他の子達の字と比べると、本当場違いみたいに汚かった。

文章といいところは、自分の考えをゆっくりじっくりまとめられるところだと思う。

わたしは「脳と口が直結してるのか？」と聞きたくなるくらい、考えなしで喋ってしまう悪癖がある。

ひどい時は、自分で何を言っているか分からなくなる。
脳は馬鹿みたいに回転してるのに、言葉がうまく出てこない。

そうすると言葉に詰まって黙り込むか、ひたすら整合性のない言葉を発し続けるかのどちらかになる。

その点、文章は楽だ。
こうやって頭に思い浮かんだ事を文字にしていると、どんどん頭の中がクリアになっていく。書いている途中に「おかしいな」って思ったら消せるし。

VRChatで喋るのをやめ、更にはフレンドとの積極的交流をせき止めている今、自分に取って文章を書くことがコミュニケーションになっている気がする。

自分の考えを余すところなく、綺麗にラッピングした状態で伝えるには、その場のおしゃべりよりも文章にして伝えるのが向いているのかもしれない。

喋るだけがコミュニケーションや交流だけではない、と思う。
もちろん喋る力があるのはいいことだし、磨いたほうがいいと分かっている。

でも、今生きているこの瞬間は、文章を書くのが楽しい。 
明日にはマイクONにして、フレンドと喋っているかもしれないけれどね。